すうぱあセローの秘密とか

セローのいじくりをベースにエンデューロ物とかなんやかんや書いてます。
怪しい記載もあるのでまねっこするときはご注意くださいね

−−−−−−−−−−−−秘−密−的−粒−焼−−−−−−−−−−−−−−
セルモーターが弱くてダメダメだったのを復活させました
その記録をあげておきます

いつもそうなんですが、UPしたあとでチョコチョコ訂正やら追記やらしています(3/17)
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セルモーター不調の原因と直し方

フリーライドでたまに聞く
「セルが弱くなりエンジンがかからない」
「ベンディックスが空回りする」(セルが逆転してる)
ついに僕も経験しました。

いろいろ探したらウブカタジャパンさんの修理ブログが良い参考になりましたがその他は「磁石が反対になってる」「モーターを替える」くらいしか情報が出てこない。

これは自分で調べるしかない
キックが無いから死活問題デス
ほんで実験を重ねて解った事をまとめておきます

※弱くなったのはセルの真ん中の筒が微妙に回転してズレてるかも
※逆回転する時は大きくズレてます
※磁石の筒に正解の刻印が無い(僕のだけ?)

話が長くなるので先に直し方を書いておきます

まず、モーターに刻印している 印 がどこなのかを決めておきますね

2つ揃っている手前(下段)の方を 印 としますよ
右上の1つしかない 印 はここでは無視します

セルモーターをバラす前に合わせマークを書いておいて下さい(たぶんもうズレてますが後で答え合わせするのに使います)

磁石が付いてる筒を抜く前に、短く切った水道ホースを軸に通しておくと良いです

ガチッ!と張り付くのを防げます

100均ので良いから棒磁石を用意する

筒の内側に貼ってある4枚の磁石の極性を調べてマジックで書いておく
「SがくっつくからN、、、」

出力軸の方からブラシを見る方向で、SSの二枚を上にして、右側の真ん中をブラシのケースの合わせマークに合わせて組み立てる



この線を狙ってね

(最初の合わせマークはどこにありますか?)
同じであれば他に原因があるでしょね

ついでにブラシが減ってないかも確認し、
(僕のは130時間で減りました)減っていれば即発注。
応急的にはブラシの底のバネを引っ張って2ミリ程伸ばします(ブラシが短くなったぶん密着力復活)
2020 3/17追記
ブラシの修理について良い記事を見つけました
Moto Factory - K-ENGINEERING 様ブログ


その位置関係を図にしました
赤の小さい三角が ブラシ側ケースの刻印 です

組み立てる時、ゴムOリングの合わせ面は脱脂します

(防水目的でここにグリスを塗ってはいけません、理由は後述します)
二本のボルトはきっちり締めます

KTMのモーター品番55140001100
での話です
年式や車種が違うと正解の位置が変わるかもしれません


セロー225のセルモーターには筒にも合わせマークがあるけれど、こいつには合わせマークが無いから以下の方法で調べました、ご自分で調べたい方は参考にされて下さいね

◇事の発端

前回書いたSC2キャブの操作ミスによる、エンジン内ガソリン水没時、
クランクがロックされているのに無理にセルを回そうとしました。

その後エンジン内を乾燥させ、空になったバッテリーを満たし、始動させようとしましたがセルが弱くて上死点を乗り越えられません
それまでキュルボンバー!だったので凹みます

バッテリーが弱ったのか?リレーが傷んだのか?まさかクランク周りがおかしいのか?

プラグ、キャブ、リードバルブを外してフライホイルを手で回すと滑らかに回転するのでクランク周りはとりあえず大丈夫として、

車のバッテリーをセルモーターに直結してみても弱さ加減が同じなので、これはバッテリーやリレーではなくモーターに問題があると思いバラしました。

バラす前にお約束の合わせマークももちろん書きましたよ
だが、清掃の段階でモノタロウスプレーがキレイに消してしまったのです!
あと、各パーツの正しい回転方向をおさらいしておきます
この方向に回っていくと、ベンディックスのギアがフライホイルのギアへ飛び込んで行きます


この時モーターの知識は「中が回るんだからどこでも同じやろ」程度のものでした

結果、今度はベンディックスが盛大に空回りするようになりました!
モーターの勢いは、強くはなりましたが逆転しているのです
この時点では謎は深まるばかり。


ここでディーラーに電話したのですが、
印の無い筒をどこに合わせるべきか?
の問いの答えはまさかの「わかりませんそのノウハウはありません」

もうひとつ、クランクやコンロッドがウォーターハンマーで曲がったりするか?については
「元がEXCと同じですから、そんなもので曲がるようなヤワなクランクやコンロッドは使ってません」とのこちらは力強いお答え。

◇ひたすら実験

ダイソーの棒磁石で内筒の磁石の極性を調べ、
何も手掛かりが無いのでとりあえずNNの真ん中を0°とし、45°ずつ角度を書いていきます


筒の外側に中の磁石や極性、角度が解るように書き写します

ゴムOリングの合わせ面にグリスを塗って(ここでは実験用限定で塗る)
二本のボルトをユルく締めて組み立てます
(筒が手で回せるくらいに)

少しずつ角度を回してはモーターにバッテリーを直結してどんな風に回るか記録しながら繰り返していきました

そして解ったのは、67.5°と247.5°の付近2箇所はまったく回らず「ヤメロ!壊れる!」的なオーラが漂いますのですぐやめます(下図 黒の×印の2ヶ所)

そこを境に半周は正転(エンジンが掛かる方向をここでは正転とします)、反対側は逆転するのだけど、角度によって勢いが違います
そのあたりを図にしました


無負荷で最も回転が凄いのは225°なんだけど、少しでも×の方へズレると急にしんどそうな回り方になります
ですが逆の方にズレた場合は緩やかに回転が落ちて行くことが解りました。
(薄いピンクのカーブ)

それで、最も速く回る225°の状態でエンジンに組み付け、プラグも入れて負荷を掛けて通電したところ「弱ぃ〜」ぜんぜんトルクがなく、まるで高回転型エンジンの低速トルクのようです

こんどはエンジンに組んだまま、二本のボルトを緩めては筒を手で回し(この為にグリスを塗った)強く回るところを探していきました
それが赤線のカーブです

機器で計測したのではなく、あくまで感覚で拾ったデータですが、200°〜202.5°でセットすると正解なのを始動性の良さが証明してくれました

掛けるつもりは無いのでチョークも引いてなかったのにセルボタンを押したとたん初爆してしまう動画です
あまりの元気良さに一瞬でボタンを離してしまった


ここで、寄り道実験。
二本のボルトを少し緩め、グリスが効いてる状態でセルボタンを押すと?
筒が ぬっ と動きました!

中のローターから磁力で蹴られ、黒の矢印の方向へ逃げて回ろうとします

ギアを入れて半クラでさらに負荷を掛けるとテキメンです、強力な磁力で蹴られた筒が150°あたりまでズレていきます!

なのでズレた状態で印を書いて再度組み立てても弱いままなはずですね

これでカンペキわかったつもり!
もう一度モーターを分解し、ゴムパッキンや合わせ面を脱脂し、筒にはセンターポンチで印を打っておき、もう筒が回る事の無いようにキッチリとボルトを締めて組み立てました


そういえば前回分解掃除した時に、合わせ面の防水目的でグリスを塗っちゃったけど
それが悪かったしボルトも1本ゆるかったし
加えて強い負荷を掛けてズレてしまったのね
おそらくそれが原因の故障でした
editor てら
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