すうぱあセローの秘密とか

セローのいじくりをベースにエンデューロ物とかなんやかんや書いてます。
怪しい記載もあるのでまねっこするときはご注意くださいね

−−−−−−−−−−−−秘−密−的−粒−焼−−−−−−−−−−−−−−
だんたん使い方が解ってきましたよー
日曜日にキツい登りをやっていて、ちょっと変更を入れたので一番下に追記しました
(smartcarbの件)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

★最近のUP★latestボタンで
 ・2T腰上整備からのプラグ話まで
 ・smartcarb 28mmインプレ
 ・2019サバイバルin広島
 ・FREERIDEとセローのスポーク互換
 ・電磁クラッチモーターばらし
 ・ブーツのなんやかんや
 ・VE-33s GEKKOTA


リンク&コメントは右上のボタン(Links &)ですー

smartcarb 28mmインプレ

SMARTCARBφ28mmインプレ
(以下SC2-28)

フェイスブックで話題のSC2-28をFREERIDE250Rに装着しました。
ノーマルはPWK28mmで、これとの比較になります
あくまでも僕の感想なので信憑性はそれなりデス。

スバラシイ!と思った点
1、低開度域がスバラシイ。チョイ開けの所が力強くて粘る!ヌルヌルパワー抜群。
2、開けてもパワーがある。
3、倒してもガソリンが外にこぼれない。そもそもオーバーフロー管が無い。
4、燃費も良い。低燃費加工をしたPWK(後述)より伸びる。
5、シンプルな構造で分解簡単、クリックダイヤルでの濃度調整。
6、高度補正不要


しかたないな、と思った点
A、重い?PWK=400gに対し、SC28=560g
B、高い?のかな、詳細はちゃねさんに。
C、入手困難
D、スプリングが強いので右手が重いかも。
E、装着時に油面を正確に合わせる必要がある。


その他
F、エンジンブレーキも少し効く。
G、空の状態でガソリンコックを開く時には、チョークを引いてから開く
H、取付には車体側の加工が少し必要。

では順に解説していきます。

 1、低開度域がスバラシイ
ベンチュリー部断面がPWKみたいに真円ではありません。

逆洋梨型とでも言いましょうか、開度1/4以下が小さい半径になっているせいで
ちょい開けの時はあたかも小径のキャブで大きく開けてるかのようです。
PWKでは味わえなかった2速ヌルヌルで登って行きます。
ジェットで言えばエアスクリューとPJのあたりが一回り太いトルクで乗れるため、
丸太越えのようなフロントアップも楽になりました。
気付くと1速高いギアで乗ってる時があります。
なんていうか、TPIみたいな正確に回ってる感じがします。(これは前回のプラグネタの効果もあるが)

 2、開けてもパワーがある
上の解説で、ベンチュリーの下が20φくらいと書きましたが、そうするために形状が下に延長しています。
その為真円の28φよりも断面積が広いです。なので若干口径が大きい理屈になります。
それとメーカーによるとガソリン霧化が細かいとの事。
そのためか開けた時もパワー感があるし、濃すぎる状態でもカブりにくいように思う。
やや下りを走りながら切れた段差で前を水平に飛び出したい時とか、バーっと登ってる途中に丸太があって前を上げる時など楽な感じって言えばわかってもらえます?

 3、オーバーフローしない(外には)
SC2-28の下にあるのはドレンスクリューとドレンホースのみで、
フロート室を開けたらフロートボウルの中には何もありません。

上はインテークからフロート室へラムエアーが入るようになっていますが、
バイクをひっくり返した時にここから逆流しないようにボール弁が付いています。
またオーバーフローの通気が無いという事は、ここから水などが逆流入する恐れもない。

 4、燃費が良い
自分のPWKはセローのも含めてオーバーフロー管の先っちょをつまんで細くしてます。

(ここがまん丸のままだと燃料が波打った時にこぼして走っているらしい)
なので交換前の燃費は決して悪くはなかった。
(ただし、これをするとフロート室の開け閉めは困難になります。フロートのピンを抜き差ししながらの蓋を開け閉めとなるのでご留意ください。)

このPWK、セッティングもいい感じで合っていて「これより良い状態があるのか?」とSC2-28には半信半疑だった。
30分くらいのコースを決め、満タン法ではあるが比較計測した所(PWK680ml:SC2-28 580ml)
SC2-28は低燃費化PWKよりも15%さらに燃費が良かった。
これは7Lタンクで8L使える計算です
《追記》
ただし混合オイルの供給も同時に15%減ることになるので調整した方が良いのかも

 5、濃度調整はクリックでOK
MJもPJもASもありません。なのでPWKに比べても構造はいたってシンプル。
フロートとフロートバルブは普通のキャブと同じようにあります。

出ているホースもドレン1本だけだし、油面を合わせるのに何度も開け閉めしたけどPWKのようなストレスはなかったです。

計量はジェットニードル的な?
「メターリングロッド」なる物しかありません。

上から下まで同じ太さの棒だけど斜めに削ってあります。
ここがレクトロンに似てると言う人もいますが、この棒を外から高さ調整出来るようになっているのが特長でしょうか。
JNのクリップ段数だと5段階ですが、こちらはおそらく100クリック?不明ですが非常に細かいです。
調整するにはエンジンを止めてアクセルを全開にしたまま(スロットルバルブを上端に固定)、
クリックダイヤルを押し下げると、六角の凹凸が嵌まって回せるしくみ。

右に回すと濃く、左に回すと薄くなります。
FREERIDE250Rの場合はそのタンク形状のため、1本の指先しか届きませんがなんとかクリックできます。

 6、高度補正不要
これはしくみも効果も今は不明です、ラムエアーが入る事で補正になるのでしょうか


 A、重い? PWK=400gに対し、SC2-28=560g
ガソリンは抜きで計りました、必要なホース類は付けての重さです。

その差はガソリン換算で210ml分重いのですが、それ以上にガソリン消費が少ないので相殺できます。(上記4で書いたように1L減らせれば800g程度も減らす事が出来、トータルでは軽く出来る、とも考えられる)
その分少なく積んでもいいし、満タンにすれば航続が伸びます。
プラスアルファのガソリンを背負わなくていいシーンがあれば、それは効果大だよね。

それと重量増の位置がエンジン付近なので乗った感には変化を感じないです。

 B、高い?のかな
 C、入手困難
ビバーク大阪ちゃねさんにお願いして仕入れてもらいました。
メーカーHP上では28mmはOut of stockのままですね、2ヵ月位待ったけどラッキーだったと思います。
長い目で見ればガソリン代で相殺できる、かも?

 D、スプリングが強いので右手が重い。
スロットルバルブがきちっとしてるので、戻り不良を起こさない為強くしてるのだと思います。
実測ではないですが、ばね計算ソフトによると
アイドリング付近
PWK 362gf : SC2-28 368gf(ほぼ同じ)
全開付近では
PWK 631gf : SC2-28 1164gf(2倍近い)
となっています、普通より細いグリップを使うので余計そう感じたのかもしれませんが、もう慣れたような気もします。
スロットルの戻りは良いか?スロットルケーブルのメンテも大事だと思います、曲がったり滑りの悪い物は交換しましょう。

 E、装着時に油面を正確に合わせる必要がある。(ここ大事!)
ろくに取説も読まず、どうせキャブなんだからとポン付けして、セッティングが出ない時があった。
取説はよく読みましょう、大事な事が書かれています。
英語ですがHP上にPDFが公開されてます、
「みらい翻訳」がいちばんイイです。
ひたすらコピぺで50ページ以上読みました。

その中で一番、守った方が良いと思ったこと、、、取り付け時の油面のチェックは必須です!!

バイクごとにキャブの取付角度が違うので調整してくださいと書いてあります。
簡単なので大丈夫、やってください。
SC2-28をインマニに突っ込んでガソリンを通し、そっと外してフロート室に残ってるガソリンの高さを水平で計る。
28mmの場合は15.5mmになるようフロートの爪を曲げるだけです。
(その他のφは取説参照)

ノギスで計れと書いてありますがとても計りにくいので、プラ板で凸型のゲージを作った方が良いです。

ジャストだとガソリンが表面張力でくっついて良くわからないから15.4mmで作ってギリくっつかない方法をとりました。

PWKの場合、少々狂っていても下から上までジェットの選択でそこそこ合わせていけるんですが、SC2-28の場合は油面の高さ調整が重要になります。
そして自分の場合は最初ぜんぜん合っていませんでした、3ミリ程も低かった。
低速で合わせたら中速で薄い、濃い、というのはおそらく油面が合っていません。
《追記》
逆に言えば、低い所の濃さと真ん中以上の濃さのバランスを変えたい場合、油面の高さで変更出来る、ということです。
マニュアルの最後にチューニングノートのページがあるのですが、クリック数とFuel Levelを書くようになってます。
あくまでも規定値でまず試してから、です。

 F、エンジンブレーキも少し効いてる
全体的な構造が気密をきつく作られているようです。
スロットルバルブ周りが特にしっかりしていて、閉じた時に強い負圧にも耐えるような構造です。
なのでエンジンブレーキが少し効くような印象があるんだと思います。

 G、SC2-28が空の状態でガソリンコックを開く時は、チョークを引いてから開く。
これも取説を読まずに最初失敗した所です、空気抜きのために必要だそうです。
やらないとエンジンの方へガソリンが流れ込み、カブってエンジンが掛からなかったのはこのせいだった。

 H、取付には車体側の加工が少し必要。
FREERIDE250Rについての話ですが、3箇所干渉します。

その1、インマニのゴム口のところに、PWKがまっすぐ合わさるよう凹型の突起があります。
それをカッターナイフで真っ直ぐに切る必要があります。

その2、PWKから出るホース類を束ねて通す四角い輪があるのですが(チェーンカバーの一部)
この先がSC2-28の下部と干渉します。
必ずタンクやガソリンを遠ざけてからライターで加熱、柔らかくして下に曲げると大丈夫です。
出来ればヒートガンを使った方が安全です。

その3、チョークノブがガソリンコックと干渉します。
SC2-28を左に回して傾けると回避できるけどイヤですよねー、チョークノブのゴムを丸断面から2辺90度にカットしました。
セッティングが合うとチョーク引かなくてもエンジン掛かりますし。

あとがき

以前乗っていた2008 tm 250f enには、ミクニTMRのダウンドラフトタイプTDMRが付いていました。

本当にかっこいいキャブだった。
このキャブとtmエンジンの持つパッションは今でも忘れられません、本当にワクワクするものだった。
2ストまでもがインジェクション化していく世の中で、人類が最後に手にする高性能キャブなんだと思ってた。

ところがこの時代にまさか新しいキャブに出会えるとは思ってなかったので思わず買っちゃった。
「FREERIDE250Rをお持ちの方はコレが必要です」なんて英語の人が書いてるんだもん
FBでPRしてくれたちゃねさんに感謝です。
複雑に作り込んだミクニTDMRとは対照的に超シンプルです、SMARTなんですね。


とか言ってないで、ブラックバレー松原の練習しなきゃですね。
レースイベント初投入、
久しぶりに聞いた「ゲロ」10回は投げるんかな。
投げてもあわててガソリンコック閉めなくていいんだ。(←ここ、実験確認して後程追記します)
閉めたらあるあるの 開け忘れ も防げますし!

太い低速、開けてもパワー、ハードエンデューロに向いてるキャブだと思います


《追記》
SC2-28単体にタンクと長いホースをつなぎ、いろんな角度に倒してみました。
結果は
「転けたらコックはほっとくより閉めた方が良い」です。

PWKは外のホースへジャーっと勢いよく流れ出て行きますが、SC2-28は角度によってはラムエアーの入り口へ逆流します。
真横が割と出ます
逆さ向けではあまり出ません
弁となる球があるので量は少ないです。
ポタポタ程度ですが長くほっとくと再始動の際にカブるかもしれません。

倒してるバイクの斜面の角度とタンクとキャブの位置関係で変わると思います

ここはやはり自然落下のキャブ、ポンプのTPIとは違うので、手が届けば閉めようと思いました。 以上、報告終わりマス

《11/18追記》
負荷を掛けた乗り方で、セッティング変更が必要になったのでご参考に書いておきます。

現象:
林道幅しかない助走で急傾斜にアタック、
2速発進だと回転が落ちかけた時にアクセルについてこない(薄い)

対策:
中開度以上を濃くしたい、低開度は合っているので濃さを変えたくない↓

基本の油面高さ15.5mmから1.5mm上げて14.0mmにした
同時にクリッカーを6クリック左へ回して絞る

解説:
油面を変えるとMJを変えるような効果があるが低開度にも少し影響するのでロッドも下げて低い所を補正した。
ロッドの低開度部分は少ししか削ってないので油面高さの影響は少ないと思われる

結果:

回転数に比べ無理に開けてしまうシーンでも失速しずらくなり乗りやすくなった

《11/25追記》
ブラックバレー広島にて使用してきました
先週乗った時より気温が低いせいか、スタート後薄く感じました。
ウォーミングアップでは気付かなかったけど、やはりスタートすると開け方が大げさになるようです。
で、尾根登りの途中でちょっと停め2クリック濃くしました。
これ1分もかからずなので便利に思いました。
editor てら
<< 2スト腰上整備+「しゃっくり」からの気付き | main |









http://serrow.terasg.com/trackback/1420595

blog information

>> Latest Photos
>> Recent Comments
>> Links

(C) 2019 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.

このページの先頭へ