すうぱあセローの秘密とか

セローのいじくりをベースにエンデューロ物とかなんやかんや書いてます。
怪しい記載もあるのでまねっこするときはご注意くださいね

−−−−−−−−−−−−秘−密−的−粒−焼−−−−−−−−−−−−−−
だんたん使い方が解ってきましたよー
日曜日にキツい登りをやっていて、ちょっと変更を入れたので一番下に追記しました
(smartcarbの件)
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2スト腰上整備+「しゃっくり」からの気付き

今回のいじくりテーマは元々この2つだった

1.ピストンリングの交換
2.ついでに圧縮比を少し下げてみる

ところが意外な不調を招き、かえって良いことに気付く
「そんなの知ってる!」って言われるかもですが、2Tの方には参考になるかもしれませんね
ダラダラと自分の備忘録ですが良かったらヒントでも拾って下さい


まずは履歴から、、、
2015の秋に納車、2017年にアワーメーターが85時間になった。
KTMのマニュアルには80時間でピストン周りを整備せよとある。

ピストンの状態は表面のコーティングがちょうど無くなり、今からはアルミが逝きますよーという感じだった(シリンダーの状態は良好)



オイルは指定通りCROSSPOWER 2Tを80:1
オイルの付着具合はやや多目の安心レベル

毎回ピストンを交換するのはもったいないので、NEさんにWPCハイパーモリショット加工を頼んだ(ピストンとシリンダーのみ)
ボア66.4mmミリで費用は約2万円(要確認ね)

リングはもちろん新品を取り寄せたが、表面加工を頼まなかったのは「リングだけ負けさせる」みたいな?変な考えだったから。

戻ってきたピストンとシリンダー

滑りの良さは組み付け時すでにハッキリ違う。
ジュリジュリしていた摺動感はシュルッシュルになった
なんでリングも頼まなかったのか、、、

そして今年2019、サバ広の途中で気が付いた。「圧縮が少し下がってる」
アワーメーターは121時間。
リングを換えてからは36時間。
ディーラーに聞くとリング寿命は約40時間ではないかと言う。ならばそんなものか。リングだけ負けさせたんだもんね

リングその他を注文し、より長寿命化を目的に今回はWPCモリショット処理をすることにした。

戻ってきたのがツヤ消しになった方。


エエ加減な計り方だけど36時間で30ミクロン
(0.03mm)ほど磨耗していたことになる。
(新しい方が表面処理で厚くはなっていない、中へ打ち込む処理なので寸法は変わらない)



なぜ圧縮が下がるのか?疑問だった
リングがチビて外径が小さくなるのか(バネ性が弱まる?)と思っていたら、そうではなく
リング外径がチビても外に広がって直径は変わらずに合い口が広がっている。
つまりリングの合い口の隙間が広がってそこから抜けるんだなと理解した。

乗用車ってここらへんどうなっているのだろう?
10万キロ以上換えずに使うよね。
NEさんによると燃費向上目的で市販車にモリショットも導入してるらしいが。

そして、組み付け。
シュルッシュルだった摺動感はさらにシュルシュル〜な気がする、気がするのです(笑)
いやマジで表面改質でオイル保持も改善するらしい


それと圧縮比下げ

ちなみにノーマルのベースパッキンはt0.5mm
今回ついでにt0.75mmにしたらどれだけマイルドになるか試すことにした。
矛盾するようだが圧縮が抜けているのと、落とすのは違うし、、
(今まではお手軽にプラグのワッシャを2枚重ねにして気持ち下げたりしてた。)


これまたエエ加減に計算すると燃焼室容積は
0.8657ccも増え、圧縮比は概算0.2近く下がる。%にすると2.5%
ワッシャ二枚重ねどころではない圧縮低下

ついでにプラグもまだ36時間しか使ってないが交換することにした、別に調子良かったんだけど

指定はBR7ES のところ、乗り方がユルいので6番を使ってきたがまた6番の新品に交換(これが試行錯誤のきっかけとなる)
そして2枚重ねていたワッシャを1枚に戻す。

オイル混合比も同じ。

それで乗ってみた
結果はバラバラ(泣)低負荷時やパーシャル付近が落ち着かないのだ。

全開加速はまあまあ加速するが、微妙なコントロール時が気持ち悪い。右手に反して細かい加速や減速がしゃっくりをしながら入り乱れる感じだ

英和翻訳で言うところの「しゃっくり」や「吃音」がFR250Rのクセと言われている。
プラグ以外も変えたけど勘では新品プラグが怪しい

プラグを診た。電極周りが特にオイルでビチャビチャである。オイルのしずくが付いてる。なぜこんなにオイルまみれなのか?
そのまま空中でスパークさせると火花が安定しない。
バチ!バチ!バチ!がBR6ESの太い電極上を移動しながら、そして弱い パチ も時折混じる。

内部抵抗の多い4Tと違い、燃焼にムラがあると低負荷時に強い燃焼1回で2、3回転分弾んで回ってしまってるような気がする。
それは2Tの宿命なんだけど。

バチバチにパチが混じるのはなんでか?
プラグ先端がオイルまみれなのはなんでか?

電極の大きいスタンダードのプラグゆえにスパーク(火種)の位置がオイルに邪魔されて安定せず、動いたり弱かったりムラが強くなったのではないか?
そしてシリンダーの抵抗を減らしたので、弾む時は弾んでしまうと


しばらく考えた答えは
1・まずオイルが多すぎる?
2・プラグの電極が大きく、接地電極の方向も悪いから油しずくがたまる?それを避けて太い電極上のいろんな所で不安定にスパークしてる?
3・プラグの熱価が、まだ高い?

対策実施

1. オイルは87:1に変更(ガソリン1Lに付、オイル12.5ml→11.5mlへ)
メーカーは安全パイで濃い目に指定してるのではないか?
オイルのボトルには100:1でOKとあり、実際80:1では多く付着してる

2.電極の細いイリジウムIXに交換し、なおかつプラグの締め終わりで接地電極の付け根が掃気側を向いていたのを→ほぼ排気側方向へ向くようにしてみる。
(薄いワッシャをかまして調整。
ネジピッチが1.25なのでt0.3mmをかますと約90度反時計回りに変わる)


3.電極周りが油でウエットにならないよう熱価5を試す。溶けるとまずいのだがやや高めの焼け具合

2に付いては、後でこんな資料を見つけた
青に聞け/点火プラグの位置調整

観察して考えた事が、あながち間違いではないと確信した。

イメージとしてはこんな感じ


もしかしたらEXC等の高い純正プラグはトヨタの様なことをしてるのかもしれない
ここに気付いて手持ちのプラグを数本比べると、ネジの切り始めがたしかに全部バラバラである


これはやや排気側、進行方向45度で締まった時の写真(マジックで接地側に印)


このようにマーキングしてから組付ける
プラグの調整シムはこれまた、ネット上に売ってるではないか!今回は不要プラグからワッシャを外しグラインダ等で粗方削ってから、砥石でシコシコ整えて自作した。

結果はてきめんスムーズになった!
回転ごとの火種の位置と大きさがそろっているのを体感出来る。

バイクに乗って37年、プラグの方向というものに気付くのが遅かったが、自分で導き出したので許してもらおう。
まあ、セローやtmなど4Tでは影響は少なかったのだと思う。

パーシャル付近も違和感がなくなり、「しゃっくり」は格段に減った。
圧縮比を下げた事もありたいへん乗りやすい。
ヒルクライム中にパワーバンドに入っても捲れたり遅れたりしなさそう。


但しただ真似て熱価を下げるのは良くないよ、それぞれの乗り方や条件があるからね
7番で焼けてる人は6番でも壊す可能性があるからご注意ください。
ちゃんと中を確認して変更の必要があるかどうかですよね
editor てら
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