すうぱあセローの秘密とか

セローのいじくりをベースにエンデューロ物とかなんやかんや書いてます。
怪しい記載もあるのでまねっこするときはご注意くださいね

−−−−−−−−−−−−秘−密−的−粒−焼−−−−−−−−−−−−−−
気付けば最後の更新から5年も経っていた。
いろいろあった、どっぷり嵌まってもがいた5年だった。
環境が少しは落ち着いてバイクにも少しは乗れるようになってきた!
なんか久しぶりに自分の部屋に帰ってきたみたい

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★最近のUP★latestボタンで
 ・2011 JNCC ビッグディア広島
 ・バイクライフの節目に
 ・最強?のゴーグル
 ・第2回山走り大会(2011G-Net第1戦)

リンク&コメントは右上のボタン(Links &)ですー

2011 JNCC ビッグディア広島

昨年秋にちょこっと見に来て「いいなー」って思い、初めてエントリーした今年。
震災の影響で真夏の開催になりました。

参加テーマは「楽しく完全燃焼」 目標は「Rクラス10位以内」「森田親方に負けない」
土曜日のイベントもめいっぱい楽しみたかったし、日陰にトランポを陣取りたかったので朝10時に到着。
しかしテージャス入り自体がまさかの渋滞。メーカーのトレーラーに連なって入場しました。

会場はやっぱり華やかで、進行もタイムスケジュールも放送なんかもきちっとしてて、公式戦に来てるんだなーって実感出来ます。(放送のBGMもイイ感じの選曲でした。)
チェックポイントの立派なゲートや造りを見ると明日ここを走るんだなーってワクワクしてくる。

今回は試験的にMTBでの下見がOKってことで、以前勝光山で使ったチャリを持ってきました。
会場内の移動にミニバイクは使用禁止だったし、エントリーとか偵察とかちょこちょこ移動するのにけっこう重宝しました。

トランポから降ろした森田親方の250EXCが、スプロケが丸坊主寸前だった。
よく練習してるのはいいけどこれで来るのはアカンでしょ(笑)
でも大小スプロケ、チェーンとも会場で調達出来るところが大きい大会はいいよね。
普段整備をしない(できない?)親方のマシンをみんなでわいわいやるのも楽しい時間だった。

☆下見
試乗会はいつもの広場ではなくスタートの広場で行われていて、テージャス山の下あたりから下見開始。
山も登りましたよ。自転車担いだり押したりして。だから重いMTBはダメだな。
僕のは古いNISHIKIのアルミフレーム前後サスなし。だからすごく軽い。
平坦や下りではものすごくイイけど登りやガレは余計にしんどい。トータルでは時間短縮になるかな?
でもモーレツに暑くて倒れそうになったので7割程度でギブアップしました。
コースはほとんどがよく見る風景なんだけど、細かくつづら折りにしてなくてハイスピードに回ってくる感じ。
熱中症対策の為か押してナンボの所も無いようにしてあった。
ただし失敗するかも?ってセクションは3箇所くらいあった。馬場下のガレクライムをショートカットで登るラインと、その手前2段ヒル。あと従来の試乗会広場手前の2段ヒル。どれも台風のサバイバル戦で使われたところだった。

☆試乗会
下見から帰ったらウエアに着替えて試乗会へ。
僕的に印象が良かったのは350EXCFと250EXCFのマフラーを換えて元気にしたやつ。
コンパクトに感じたしすごくよかった。
TE250は以前乗ってみた10よりかなり元気な印象に変わっていた。
軽さはパワフルになった分さらに軽快に感じた。その、マスさえ感じなくてエンジンが感覚的に載ってないっていうか、ほんとに2ストみたい。ここまで軽いか!っていう印象だった。
一番良かったと思ったのはTE310!それでも充分に軽くて、でもエンジンのマスというかバイクの動きの中心が一応あって乗りやすいし、パワー感がなんといっても楽チンが出来る感じで楽しかった。

☆試走
そのカッコのまんま続いて試走タイム。すでに砂ホコリが凄くて走る気が萎えた。
前回のレースで整備をミスったので今回はちゃんとしてきた。つもりだった。
何周か回って調子イイと感じたし、さっき乗った試乗車たちよりも自分のが一番イイと思えたから満足できた。
ここで一言いっておくと、こうして最新型と比べるとやっぱり08でもtmのエンジンはスゴイってことだ。
ほんとにパワフルだし使える範囲が広い。イヤな振動もきわめて少ないし、車体も実に頼もしい。軽快感はTEに譲るけどね。

☆夜は
温泉(神楽の方)に行って、地元の美味しい物を頂いて、テントの中で明日の用意をして、日常を忘れてゆっくりした良い時間が流れる。
レースに行ったら一番好きな時間だな。
おまけにこの夜は晴天で月が無かったから天の川もくっきり、濃厚な星空が超綺麗だった。
トイレ小屋の丘に立つとテージャスは空が広いし、プラネタリウム並に鮮明だった。
心配していた暑さもなくテント泊は快適でした。虫が多く蚊帳を持って来たのは正解だった。

☆朝は
JNCCの朝は早い。エントリーは前日に済ませていたが早くからミーティングなどキチンと時間通りに動かないといけない。
あまりにも暑いのでCOMPクラスは30分短縮となった。
すぐFUNクラスが始まり、チェックポイントやピットエリアあたりの通り方、入り方をチャリで見に行く。
COMPクラスはお昼過ぎスタートなので食事をどう取るか迷い、朝昼兼用みたいに食べてみたが失敗が一つ。
現地コンビニでおにぎり系が売り切れてたのだ。こんどからパックライスを持って行こう。
こんな遅い時間にスタートするのは初めての経験だった。

チャンピオンかっけー

☆スタート
初出場のRクラスは最後尾スタートね。
その後ろにはAAライダーが並んでいて傘なんかさしてもらってる。
有名なトップライダーが一人づつ紹介されて一番前まで走っていく、かっこええー。

スタート地点で少し前の列に派手なウエアの章平さんをみつけた。スタートまでヒマなので行って聞くと、箱から出して組んですぐの2012最新300EXC!だそうだ。おそれながら「走る章ルーム」と呼ばせていただきマス!


あと、Bクラスにセローで速いミトモ君も見つけた。
大きなキャリア付きの見た感じノーマルに見える225セロー。ミトモ君はWRにも乗ってるはずだが?聞くと壊したのでセローで来たらしい。
(ミトコさんnice photoいつもありがとうございます)

だんだんスタートが近づいてきてドキドキするはずなのに空腹感の方が強い。ご飯の食べ方を失敗したな、おなかがすいちゃった。

さてスタートのフラッグが振られ、やはりものすごい砂煙の中を走っていく。
第一コーナーで一人転けたので外側から。
混乱の土手を左に見てすぐ全開区間だけど、もう5mも前は見えない感じで息も出来ずテージャス山を登る時も目をつぶって走ってる状態だった。

☆前半
1回目のチェックポイントは半周ほどですぐに到着した。
濃い砂煙でここまでに誰がいたのか、チームメイトは?ミトモ君は?誰がどこにいるのかぜんぜんわからなかった。
自分では順調に走ってるつもりだったけどどんどん抜かれていく。
数周回ってると赤ゼッケンにラップされだした。速い!
なんていうか「どうやってパスしよう?」みたいな感じがなく、ダーッと後ろから来た!と思ったらどっちからでもためらわずスイスイ抜いていく。ラインなんか関係ないって感じで、ほとんど僕は木のようだ。
話題の能塚選手、うちの末っ子娘と同い年なんだな、かんがえられん。
余計な力が入ってなくて楽〜な感じで、終始前に座って乗ってる姿勢が印象的でした。

黒沼に近い方の2段ヒルでいいものを見た。
前走者が登っててどうするか?
自分は前で失敗されたら巻き添えを喰うからちょっと見てる。そこへ話題の能塚選手とかがダダーッと、かたまりでやってきた。
もうそのままかたまりで登っていきますね。んで、たとえ目の前で失敗されてもどっちにでも逃げる余裕を持ってます。
そして三角定規の頂点のような2段目を越えた瞬間です。
ここは越えた時にシーソーのようにバタンとフロントが落ちて前転しそうなイメージですが、すかさずこの人たちはバッとアクセルを開けて降ります。蹴られた土が空に向かって飛びます。

水掛けサービスは勝光山などいままで甘えたことが無かったのだけど、ほんとに暑いので初めてバケツで水をかけてもらった。
すごく気持ちよかった。
これはチームのタナカさん

☆中盤
暑さでやられたのかコース脇で休憩してる人が多い。
馬場下のガレクライムを1回失敗。
僕もtmで1時間以上走り続けたことがない未体験ゾーンに入った。
短時間の練習ではちょうど良いと思っていたサスセッティングがどうも硬くてしんどい。
地面が見えない砂煙の中をがんばって走ってると突然ギャップを踏んでものすごい突き上げが来る。
お尻をバン!って叩かれて→アうっ! どんどん体力が無くなってきた。

駐車場裏のヒルクライムではオレンジ色の彼、すごいリアクションしてくれて毎周楽しかったです。
一度中途半端に飛び損ねてこの斜面に前から刺さった事がありました。
前転グシャッとつぶれる!って直感したのに、tmったら「ぷるん」とイナしてリアがグリップ!なんと竿立ちになって収束したのです。ストロングで安全な車体に助けられ、びっくりしました。

コースの奥の方、マエダッチさんがドリフトコーナーをイメージして造ってくれた広いフラットコース、ここでもみんな速いのを実感しました。

きれいなtmのこの選手、何度も抜きつ抜かれつ同じペースで走っていく。
かなりずっと一緒だった。まるで2台でツーリングしてるようだ。
その様子がそのまま米粒サイズでBIGTANK誌に載ってしまった。チャンピオン小池田選手の後ろだ、ラベルが違いすぎる。

☆終盤
ガソリンを補給した方が安心かなってピットインしたら思わず給油を手伝ってくれましたありがとう!
予想外のピットサービス嬉しかったデス!

ヒゲカジさんにもよく会ったよねえ、まーたいた!みたいな。
あと疲れてきてペースが落ちるとますますサスが硬く感じる。上で何かアクションしても全部喰われる感じ。
そんな時、黒沼の手前でBETA斉藤選手がすいっ!と通り過ぎていったのだけど、僕の目の前でグッと踏んで溝をピョーンと飛んでくれたわけ。
ま、基本的にうまいんですけど、、、それはわかってる。でも柔らかいっていうかダンパーあまり効かしてないなあって思った。

あと、狭いウッズに入る手前で石井選手もすいっ!と通り過ぎていった。ほんの数メートルしか無い場所でもこまめにアクセル全開。
石井選手ほんとにカッコよかったです、乗ってる姿勢がカチッと決まってて。こういった選手の走りを同軸上で見れるってすごい経験ですよね。
なんたって小池田選手と鈴木カントクがバトルしながら自分の横を過ぎていくわけですよ。こんなすごいエンターテインメントあるでしょうか。良いモノ見ました。

対照的に自分は体力をほとほと使い切り、なんでも無いところでコケだした。
1コケでもれなく数台抜かれていく。
今日みたいなコースだと転けてはいけないよな。

☆ゴール
30分短縮がありがたい、と思いながらヘトヘトでゴール。
うれしはずかしフィニッシャーズロード。
結果はごらんのとおり、

こんなリッパなものをもらって帰れます。通知簿見せるの恥ずかしいけど。
見ると順位はじわじわ登り調子だったんだな。じゃああと30分走りたかったな(勝手)

チームの森田親方はRクラス2位!
おめでとう!もうスプロケ換えてあげませんよ。

親方には負けたけど、楽しく完全燃焼は出来た。
総合で50位には入りたかったな。もっと体力と練習だな。
ミトモ君はさすがにスムーズだったね1周も負けてしまいました。
負けては、、いけなかったな。

バイクライフの節目に

 この半年間、僕のバイクライフやその気持ちにはいろんな変化があって、それぞれをネタにしてくればよかったのだけど、セロー以外の事もあって、なんだかここには書きにくくイロイロ溜まってしまった。

台風のサバイバル戦も含めて何からどう話せばよいのやら、、、
ということで秘密計画中間報告も兼ねて「粒焼特集」です。


そもそも秘密計画とは****

GASGAS TXT(トライアル2T250)を手放したあと、通勤にも使えるSL230を探していたが「セロー225の方がマニアックには面白いらしい」という情報を信じ中古4JG1を入手。
受け渡しのあと、初めて乗ったセローは「重いけどこれは秘めている!」と感じ、軽量化が始まりました。

重さを取っていくと、どんどんセローの良さがあらわになってきて、「これは使える!」って感じになってきました。
そんな時に知ったのがCGCや美和EDという過酷なレースがあること、トレール車で活躍してる人もいてるって事だった。
この2つに挑戦してみたい、自分はどこを走れるのか?そう思いだしました。
このバイクと、昔やっていたトライアルの経験を生かせばイケるかもしれない、って。

どうせやるなら「日本一有名なセローにできたら面白いな」と思ったのもこの頃で、「ブログを始めたいけどネタがない」この気持ちとリンクしていろいろ書き貯めてきました。見に来てくれたみなさまには感謝です。


セローでやってみて****

エンデューロという競技を実際にやってみると、ライダーとしての経験値やスキルが大きく、初めて走った中津川では当然 Soyaさんには足元にも及ばず。ヘトヘトになりました。
その後出るたびにバイクにも様々な対策が求められ、次々と課題が出てきました。
ただメンテナンスマニュアルは懇切丁寧に書かれていて、バイク屋に任せていた整備はだんだん自分で出来るようになりました。そんなことも懐の広いセローがそうさせてくれました。
セローにはほんとうにいろいろ教わった事が多いと思います。

しかしながらレースで使うとなるとやはり限界も感じました。
性能の問題は、自分より速いライダーが乗ったとしたらもっと前を走るだろうから、バイクのせいには出来ないんだけど。
最も困るのはやはり整備性の問題でしょうか。
もともと競技用の設計ではないので、クラッチ板にアクセスするにも大変です。
過酷なコースではあちこち酷く傷めてしまい、このままでは大好きなこのバイクがあまり長持ちしないと感じました。

最初、美和やCGCの映像を見て、セクションを切り抜けるスキルと性能があれば通用するのかと勘違いしてました。
で、トレール戦などで10位以内に入りたい、6位の表彰台に登ってみたい、そんな目標を立てたのです。
「レーサーに乗り換えるのはセローで入賞してから」そんなハードルも自分に課しました。
ところがやっていくうちにわかってきました。「 TOP10の人たちはセクションは問題ない 」
あとは移動区間の競争となり、さらにセクション通過速度も速く、黒い人たちはみなさんものすごくタフだったのです。

ここで「バイクのせい」になってしまうのだけど、レーサーと戦うにはエンジンと足がかなり違う。これを痛感することになります。
セローにはかわいそうなくらい全開にした、とあるトレール戦で11位でした。どうしても10位に入れない。
走っているレーサーを追い抜けない限り目標達成は難しいと実感しました。

そして年齢も47にさしかかり特に視力がどんどん落ちてきました。(ほんとうに石井選手はスゴイ!)
うす暗いウッズに入ったりすると見えなくなってきた。やばい、今のうちに速い世界を見ておかないと!
人生は一度きり。やりたいことをやっておかないと、、、そういう気持ちになりました。
それでセローはトライアル的イベントやまったりツーリング、お山アタックに温存していこうと。

走るレースにはそれなりのバイクを用意して、自分はどこまで走れるのか今のうちに確かめてみよう!って。
じゃあ何がいい?と物色しだしたのが1年前くらいからでした。


理想のマシン探し****

ではどんなマシンが自分にとって理想なのか、、、

一応フルサイズ、シート高は高くない、立ち乗りコントロールがしやすい、トラ乗りもしやすい、ある意味乗り方を要求しない、しなやかな鉄フレーム、Fフォークは太すぎない、柔らかいサス設定、小さい4スト250エンジン、極低も粘る特性、フラットな出力、パワーありすぎない高回転、楽なインジェクション、よく切れるハンドル、9Lくらいの透明タンク、100kg程度の軽さ、軽い油圧クラッチ、整備性が良い、かっこいい、価格は100万程度、、、

そんなバイクありませんわね。

でイロイロ試乗してみると、乗り味が理想に一番近い(理想を越えてた)のが シェルコ2.5iF でした。これはもう完璧。
すごい軽くてしなやかで、乗ってて気持ちよくて、どんな乗り方でもいいですよ〜って感じ。トラ乗りも寛容。座って速いのも寛容。おまけに美しい造り込み。
こーれはいいわ〜!!って笑いながら試乗、どこでも行ける気がしました。
理想と違うのは回せば予想外にパワフルだったこと、価格が高いこと、黒タンク、等です。

次に近かったのは ガスガス250F でした
これも極低が粘る!サスが柔らかい、新車でも85万!なんといってもまるでトレール車なみの乗りやすさ。
自分のセローにくらべるともちろんレベルは違いますが、方向は同じ延長線上のキャラクターです。
まてよ、これを買ったらキャラかぶるやん。と思ったのと、やや車重を感じた。この挙動はエンジン由来か?WRに似たお釣りが残る感じ。
「また軽量化するのか?面倒だな」とも思いました。しかし値段が魅力だった。少ないタンク容量はマイナスポイント。
セローを手放して低予算で1台にするならこれかな?とは思いました。

他、少しずつの試乗なのでちゃんと理解してないですが。
ハスクTE250→エンジンの存在感がない軽さがすごい。自分的にはどうかと思ったのはステップの位置が高くて前にあることで立ち乗りが窮屈だった。それだけに轍には一番強いマシンだと感じた。
フサベル2T250、ガスガス2T250→パワーありすぎてコントロール出来ないと思った。あー2T250は自分には無理かな。デリケートな僕は振動もイヤ。試乗車のセッティングでは僕ごときだとサスが動かず硬すぎる印象。
250EXCF→とても乗りやすくて完成度の高さを感じたがシート高が高いんだよねえ。整備性がよさそうでした。
tm125→ああ、体験してしまったという感じ、これはすごい。楽しい!軽い、安心、安全、速い。だけどやっぱり2スト。それなりの操作が求められる。値段もすごい。


tmという戦闘機****

他にも試してみたいバイクはあったし、EXC-Fにも未練があったのだけど、その気持ちを吹き飛ばしてしまったのがtm250F(08)でした。
2010の年末、5DのHPでアルミフレームtm250Fの中古を見つけました。
tmってバイクは自分の理想とは違うバイクだと予測はしてました。
硬そうなフレームやしエンジンは高回転型だろうし、フォークなんて50φもある。
たぶんかなり違うだろう、、、

でも一度乗ってみないとダメとも言えない。
試乗をお願いして広島までドライブ。なんと世界のマエダッチさんが先導してお山に連れてってくれました。
そのコースが予想外のハードさで、ゲロレースに迷い込んだかのよう。
格闘しているうちに感じてきたのが 「 やっぱり理想とは違うけど、なんだろうこの感覚! 」
「安定感がハンパない」「エンジンの躍動感がたまらない」「重いのではなくガッシリ」「なのにしなやか」「楽しい!」「コンパクト」「すごい低重心」「トラクションがすごい」「乗り方は要求してくる」などなど、、、

どうでもいいやと思えてきたのは
「ハンドル切れない」(でもアクセルターンの方が早いやない?)
「高回転型」(速い走りを覚えたかったのとちゃうの?)
「軽いがウリではない」(重いという事ではなく他の美点が盛りだくさん)

理想と違うんだけど、何かある。 なんだかわからないけど、スゴイ。
僕を成長させてくれるのではないかという予感。
ネチネチコソコソした僕の乗り方をキッパリ否定してくるこのバイクに乗ってみることにしました。
2011年1月末 購入。


セッティング****

そうは言っても余計な重さは取っておきたい。
登録する予定はないからハーネスを抜いたり、フロントカウルを軽くしたり、ハンドルロックを取ったり、ちょこちょこ取れるモノは取った。
ステップを好みの物に変えたり、ハンドルはセローと同じく幅を詰めた。
切れ角は少しだけ増やした。
かなりのハイスロなのでスロットルパイプを彫刻し1/2開までの幅を持たせた。
セローの時に培った秘密のノウハウ「ビードストッパーレス」も施した。
TDMRキャブのセッティングには今も試行錯誤しているが、意外と低回転も使えることが判明。
サスセッティングは買った時よりは柔らかい方向に、しかし慣れてくるにしたがってだんだん硬くしています。


tmデビュー戦****

セローでは一応、山走り大会で6位入賞も果たしたって事で、tmでレースに出ることになりました。
ほんとは初戦はJNCCで練習試合のはずだったのだけど、震災の影響でサバイバル戦との順番が入れ替わってしまいました。
tmは買ってからセッティングや練習で13時間ほど乗り、セローで行ける所はだいたい行けるようになってきたし、なによりめちゃくちゃ速い。2Tほどではないがワープするようにコーナーに到着してしまう。
だいぶ慣れてきたところで整備をして台風のサバイバル戦へ向かいました。

トレール戦もこれで最後だし、ものすごく面白いコースに雨が降ってるし、はっきり言って狙ってやろうと思ってました。
ところがクラッチ部品の組み付けをミスっていて半クラッチが切れない状態でスタートしてしまったのです。
「準備こそが本番」準備不足とか優先順位とかが間違っていたんだな。
高回転型のエンジンで「第二のアクセル」半クラッチが使えないのはまことに辛い状態だった。

んでスタート直後の混乱の土手もろくに上がれない有様。
テージャス山の裏あたり、全開のヒル?とかいう所までどうにかやってきた。
ここで全員が上がれない状態になって、長時間足止めを喰うことが予測できた。

考えた。

A : 乗ってて楽しくないけど、だましだましとにかく前へ進む(リザルト重視)
B : ここで30分費やしてでもクラッチを整備してコースを楽しむ(楽しみ重視)

Bを選びました。

せっかくのこの素晴らしいコースを楽しまなきゃ!って思い
フリクションを1枚抜いてやろうと考えたのです。
セローと違い、「クラッチカバー」というものがあります。これは便利。
コース外に出して木の下で倒し、泥を入れないように注意してプレッシャープレートを外そうとしたのですが1本カジって緩みません。
結局、目標達成ならずでフタを閉め、コース内に復帰。
やがて混沌としたセクションはカットされました。

「そんならやらなきゃよかった」徒労感も抱えてまた走り始めましたが気持ちも乗らないし、雨の中エンジンをかばって整備したおかげで身体を冷やしてしまいました。
それでも馬場下のガレクライムはなんとか登れましたが、やはりエンジンの瞬発力やパワー、トラクションはすごいと感じました。
セローではあの登り方はできなかっただろうと思います。

チェックポイントを過ぎ、秋月坂を越え、アリ地獄のようなキャンバーへ来ました。
全員落ちています。TOP雁殿でさえずり落ちてしまう難所でした。
しかしここへ来る頃、エンジンからの異音に気付いていました。

うわ、tmのエンジン壊しちゃった〜どうしよう。
マサオが真っ青になりました。
てっきり変な所で開けたのが原因で何かを入れてしまい、エンジンの中をおかしくしてしまったのだと、ものすごく心配になっちゃったのです。
(心配するほどの事はなく、後日の点検整備で直りました)

風邪引きみたいな症状もひどくなってきていたし、エンジンもおかしいし、目の前は修羅場になってるし、これはもうムリだ。エンジン止めよう。って心折れました。初戦リタイヤ。
兵庫までの帰路がこの体調ではまずいと思い、早々と撤収しました。


JNCC****

メジャーなレースは僕には関係ないと思っていたのですが、昨年末のビッグディア広島を見に来て「あー!出たいなー!!」って思いました。
華やかで良い雰囲気のパドック。有名選手も当然ゾロゾロいます。
AAの方たちの走りはすごかったですね。びっくりしました。
マシン整備の課題もかなり対策できましたし、こんどこそは完全燃焼を目標にがんばって楽しみたいと思います。
ただ、暑さがヤバイですね。また台風が来ていますがどうでしょう。。。

COMP-GP Rクラス 766番(黒地に白)イキまーす!


平 谷****

昨年初出場して痛い目にあったのですが、すばらしいイベントだったのでまた出たいとは思ってました。
しかし今年は7月中に2レース予定であきらめていたところ、延期になったJNCCも同じ24日になってしまい、完全見送りになりました。
また来年以降に検討したいと思います。もちろん秘密セロー号でね。

最強?のゴーグル

これは長らく使ってきた旧型のSWAN。かなり使用感たっぷり。
しかしこれには秘密があった。

DCファン自作加工済み!(ゴーグルの外へ強制換気する)
スキー用でファン付きのがあったと思うが。

ファンの周りの通気口を塞いであるのがわかりますかね
電源は006Pいわゆる角電池。
ファンは12Vだが9Vの電池で回る。
4時間のレースで回しっぱなしでも容量は持つのだが、500円近い電池代がネックだった。

なぜファンが12Vなのか?

答え:そこらへんにあったから。
たぶん要らないMOドライブかなにかを分解して取っておいたのだと思う。

スイッチはここ。走りながら左手で操作する。もうちょっと大きい方がよかったな。
通常はスイッチOFFでスタートするが、どこかのセクションでつかまったら ハアハア状態 になって曇ってきますでしょ。じゃあスイッチON!ゴーグルの下からFRESH AIRがサーっと入ってきて、すぐに視界クリアーです。夏なんかは目のあたりがスースーして気持ちいいです。

よく見るのが、沼などでつかまって曇ってしまい、見えないからゴーグル外す→内側や顔も泥まみれになって再度装着できない→お荷物状態でゴールまでぶらさげて走る というものです。
ほら、アナタそんな経験ないですか?

それでよく、曇り防止に金網のゴーグルを使う選手もいたりするが、あれはサバゲで使ったことあるけど正直言って見にくい。

ただしこれの欠点は、下の空気取り入れ口がフィルター無しなので、砂ホコリとか入ってくる事。
ドライなレースでスイッチを入れてると結構な砂ホコリが中に入ってきてしまうのです。

ドロドロになった使用後、丸洗いをしてもファンとかスイッチは案外壊れてません。

ファンを付けたあと、しばらくして追加したフィンというか整流板。
シリコンゴムで成形してあり、吸われてきた空気がレンズの裏側をなでて上がっていくようにしてある。

ティアオフを2〜3枚取り付けて使ってきたが、それも近頃ポイポイ捨てにくい雰囲気になってきたし、レースによっては使用禁止だし。
ロールオフが欲しいな〜って新調したのがコレ!

PROGRIP XL ROLL OFF  ワイドロールオフで曇り止め+マッドガード付きです。
それに初号機で培ったファン追加のノウハウを投入!さらにバージョンアップ。
当然、上の通気口のスポンジは除去して塞ぎました。新品にざっくりメスを入れるのは勇気が要りましたが。

DCファンはシコーの5Vタイプに変更、さらにファン自体にも泥対策を講じました。
なぜファンが5Vになったのか?

答え:そこらへんにあったから。
たぶん要らないCDドライブかなにかを分解して取っておいたのだと思う。

それによって電源を安価な単4×3本(4.5V)に変更。実験すると4本(6V)では回り過ぎるし重いし。
2本(3V)まで電圧が落ちても回る。容量も4時間持つはず。
100均で買ってくれば電池代は1/10になりました。
とあるラジコン家さんのHPで100均の電池は一流メーカー品より負けてないって詳細な実験報告がありました。

同様に整流板も設置。この加工がやはり難しい。元々レンズ自体にも曇り止め加工がしてあり、よりクリアーな視界が約束されます。

エアーの取り入れ口には目の細かいスポンジが付いているので砂ホコリは軽減されるだろう。
フィルターオイルを塗っておけば完璧なんだろうか(塗らないよ)
スイッチは初号機より操作しやすいトグルSWに変更。泥が噛まないようカバーをつけてやった。

スイッチONで フィーン という軽い音とともに目の前を スゥ〜っ と風が通る。
これは言わせていただきマス

最強(一応?付き)のゴーグル誕生です。

でもこいつはフィッティングがタイトです。目が離れた僕は両目尻がスポンジで押さえられてしまった。まばたきすると変。なので矢印の所をカット。

実戦投入は5/29テージャスランチ G-NET第2戦で!! アナタも是非。

2/27 第2回山走り大会(2011G-Net第1戦)

山口県のかなり九州寄り。フィールド幸楽トライアルパークに初めて行ってきた。
とても設備が充実していてフラットな駐車場も使いやすく、広い敷地にバリエーション豊かなセクションが点在している。

今回のルールは初回よりバージョンアップしている。
基本はトライアルなスタイルだが、いちいち足着き減点を取らない。コースアウトさえしなければ転倒・エンスト・バック・セクション内でのやり直し・押しもOK 、とにかく根性で再発進し1分以内に「乗って」出れば○、出られなければ×が点数カードに記載される。(ヒルクの頂上がセクション出口の場合、発射して放り上げるのは×である)

土曜日に下見をしたところ、トライアルで言うところの「バタバタ3点」で良いのなら特別難しいって感じの所はなかったが、逆にこれは1個の×で勝敗を分けると見た。
ただし自分にとって危ないのは、セクション中でエンストするかもしれないこと。
キックペダルがないすうぱあセロー号なのでセル始動が出来ないと×になってしまう。
なのに練習走行しようとしたらセルが不調で回らない!

以前改造したセルモーターを、それ以降点検してなかったので心配になり、モーターを分解してみた。
ブラシや加工した軸受け共、まったく問題はなかった。
結局、ヤマハの四角いキルスイッチを流用したセルスイッチの接触不良であった。
接点復活スプレーで解決。

セローで来るはずのタナカ氏が突然GASGASでやってきたり、その右ラジエターをいきなり壊したり、それをまたみんなで協力して直したり。みんなでわいわい練習して、それぞれのバイクを試乗したり、雰囲気もいいしお天気も良くてとっても楽しい土曜日だった。
セローに乗るのは池の平ED以来だったような気がする。1hほどはぎこちなかった。

謎の落ち武者団とライダースミーティング
日曜日は曇り。予報では午後の降水確率30%→夕方50%
ゴールは1:30だからたぶん大丈夫だけど、もし降りそうなら早回りしないと。
タイヤは迷ってトラタイヤも持ってきたけど、勝敗を分けるような濡れ沢やロックはないし、土の斜面に雨が降ることも想定してVE33にした。

持ち時間は4h。空気圧を調整などしていたらいつのまにか9:30スタートのサイレンが鳴っている。
セクショントライは空いているところからご自由に方式だったが、駐車場の出口に第1セクションの沢がある。
まだ動きが硬くちょっと足を着いたけど無事に○

2セクは階段状の入り口ロックがややこしい、後回しにするか。で、3セクで体慣らし。
あ、行ける行ける、ふみねこさんもいてるし2セク行っちゃおう。

第2セクション
左手のタイヤから回り込んだら無難なラインもあったけど、真っ直ぐ男道をクリーンで登った。出口の三角岩は前転しそうだったので足を着いてから慎重に降りたがちょっと怖かったね。
派手に前転した人もいたようだ。

すぐそばの18セク
ラクダの背中のようなコブを2つ越えてウッズの中をぐるっと回り、湿地帯を通って帰ってくる。
一つ目のコブを勢い余ると降りるとき前転するかも。三角の頂上であわてて下りの姿勢へとスイッチする。2つ目は上がった所がフラットなので助走が出来ていれば大丈夫。最後、エキスパートのマーカーが湿地帯を通れと。50台が通ったら最後どうなるんだろう?など考えながら通った。

ちょっと戻って19セクを片付けようか
エンデューロクロスで使われた会場。
距離があるので1分を意識してお早めに。入り口のロックを越え、ガレた登り、ぐるっと回って轍下り、エキスパートは三角岩を飛んで○


17セク、ウッズの中をうねうね。湿った所、細い倒木の中、ターンなどあり慎重に進めば吉。

16セク、最初の登りで朝日が目に入り、ラインが突然見えなくなるらしい。ありがたいアドバイスを受けて後回しにする。

15セク
V字溝から助走無しの登り、エキスパートはふかふかのキャンバーを登って降りてくるのだが、けっこう緊張しましたねここ。ヘタにアクセル吹かしすぎてずり落ちた人もいたのではないでしょうか。セローの極低を使いまくって粘っこく○

14セク、登って右折、ぐるっと回ってくるだけで簡単

11セク
1分を意識する距離のあるセクション。ウッズを長く降りていき、帰って来るとき2段の石を乗り越え、カードに注意しつつ急いで戻ってきてヒルクライムで○

10セク
高低差を見渡せるダイナミックなセクション。
スタート地点は谷の底。まず降りていく途中で少々コントロールを失って怖かった。

登りの助走がゆるくS字になっていて全開にしにくく、終盤に1台分の凹みがあり、その上は斜度がきつくなってる。
凹みを飛んで真っ直ぐ行くか、右へ避けるか。
無難に見える右避けは失敗するとずり落ちてリカバリー不能になる。
直登ラインはきつく見えるがスピードが乗ってれば○、失速して右に落ちても右避けラインで押せる。
ちばてつ氏、タイチェン殿のトライをよーく見て自分も真っ直ぐ登った。

左手の道の奥まで行ったが13天空のロックと20デルタヒルを後回しにして一旦帰ってきた。
右手の道方向、5スリバチでXR匠君と会う。
大岩を登り、ターンしながら登る。カードに注意して二人とも○。
んで、4セクをどうしたか聞くと2速で飛んで行ったら大丈夫だったと言う。

じゃあ4セク片づけるか。
木の根が階段状になった所、たしかに勢いで行ったらなんでもなかった。それより上り詰めた所が90度左折で曲がりにくい。
レーサーの人たちはここでひっかかって苦労していた。
セローはその点コンパクトだし良く切れるし自分のはストッパーを削ってあるからさらに曲がりやすい。
クリーンに近い感じで○。

7セク、超絶ヒル。
助走も取れるしなめらかだが勝光山の猿の惑星より高く斜度もきつい。
まっすぐラインにはコブがあり、下から見上げるとヤな感じだ。でもみなさん全開で難なく駆け上っていく。
2速はOHC2バルブが回りきっちゃうかも、3速はトルク足りないかも。迷ったが3速で回転数落ちながらも大丈夫だった。
登りきって安心してはいけない、右にもうひとつ登ってぐるーっと回って降りてくる。
かなりの距離があるので1分を意識して速く走らないとだめだ。
失敗してもやり直しOKよと言われても実際は時間が足りないのだ。

6セク、広場のロック。大きい石が点在していて登ったり降りたり。降りるのを失敗してオーバーランしコースアウトで×を喰らった人がいたようだ。写真の岩降りは右端にナメて降りれるラインが見えるがG-impactのスタート台みたいな感じでバイクを送り出した。ただし勢いよく降りた人はコーステープを突っ切って×。
こういうアクションをするにはシート高が高いバイクはやりにくそうだ。

8セク
濡れ沢ですね、ここはトラタイヤがよかったと思いますがVEでも問題ないレベル。カードに注意して○

9セク(エキスパートクラスのみ)
唯一1分の制限なしの長いセクション。ふみねこさんが「クリーンして」って言うからインして見えない所まで足を付かずに行ったけど、奥の橋ん所で曲がりきれずに足付きました。その後気持ちの良いシングルトラックをうねうね走り、沢を下って○
もう一度行きたくなるとっても楽しいセクションでした。

後回しにしていた12セク
大きい岩を2つ越え、斜面を登って降りてくる。
時間もまだあるし、雨の心配もなさそうだし。で見てるとTR経験なくても岩は勢いでなんとかなるレベル。
斜面はアクセル開けすぎて登り切れずやり直す人がいる。それでも1分ギリギリ間に合っている。
この写真を見るとバイクが非力なのか右手がセコイのか、地味にグリップで登ってます。
たいがいのEDバイクは豪快に土を飛ばして登っていた。

朝日がまぶしかった16セク
お昼も過ぎていい感じだ。ヒルを登って横移動するとき、ほっと気を抜いた所に狭いカードが置いてある。こういうのをうっかり間違えると×だ。
下る時が急なので、思わず狙ったラインが外れてしまう。が、流れたなりにイナして○。

17セクの横をお山アタックみたいにぐんぐん登っていくと20セクの入り口発見。
エキスパートクラスは右手の急なヒルを登る。
見た目登れるかな?と思ったが助走がついたので途中で座っちゃっても○。
まあしかし雨が降ったら相当難所となったでしょう。

残すは13天空のロック。入り口がわからない。聞くと、溝を越え、ヒルにアタックし、尾根を行くとあるらしい。
そのヒルでえらい失敗をしてセローをぱたぱた回転して落とした。
行くまでもが大変。
セクション自体は木の根に引っかからないよう注意すれば○だったけど、降りて来るのがまた難所だった。
4ストのエンジン切って降りたくなるキツさって言えばわかるかな。
この日一番難しいポイントだったような気がする。
2ストのタナカ氏もエンジン切って降りたくなったらしい。で、実際そうしたのだが思わずエンジンが掛かっちゃって、しかもアクセルが開いていたものだからえらい困ったそうだ。

これで20セクション。1個だけ×のついた悔しい人をたくさん見た。
そういう意味では神経戦だったね。おそらくマーカー見落としがほとんどだったのでは?
結果、エキスパートクラスで20セクションを全部○で走りきったのが8名でした。
プレファイナル1回目にじゃんけんで分けた4名で走り、途中大きくリード!あと少しで1位を取れたのだけど、ライン選択でアホみたいなミスしてちばてつサンに抜かれちゃった。
チームメイトの森田親方は2回目組で惜しくも敗退。自分も含めた6名がファイナルクロス決勝となりました。

タイチェン殿の動画はこちら
準決勝1
準決勝2
決 勝

この時僕にとって最もきつかったのは「レッドブルエナジーチャージ」
プレの前とファイナルの前に合計2本、強制的にチャージ!
(この日はいっぱい写真撮っていただきました、ありがとうございました)
見習うべきは塾長の飲みっぷりと開けっぷりだ
普段ほとんど炭酸を飲まない胃がびっくりしてしまい、まさにGERO寸前で普通に走れる状態ではなかったです。
あと、短い距離をたった3周なんだけどプレの時で2周目に、ファイナルの時でたった1周目で腕あがりしてしまった。
いっぱいいっぱいで走ると一瞬でダメになってしまいました。エンデューロクロス決定戦ファイナルはボロボロのビリにて6位

あとで冷静に考えればもっと自分らしく、せこいラインを「ヌルヌルと」走っていれば充分よかったのに、あがっちゃいまして変なラインに固執してしまい、大コケしてオイシイところ逃しました。今回いい経験になりました。

それで思ったのが「スポーツ選手と監督」の関係ですね、舞い上がった選手に冷静なアドバイス。なるほどあったらいいなと実感しました。

結局ファイナルではビリで6位、でも2011G-net初戦で15ポイントゲットしました。
リザルトはこちら

この日はやはり1個の×で悔しい思いをした人がたくさんいましたね
エンデューロクロス終了後に練習走行してるタイチェン殿が印象的でした。

またBIGTANK4月号にTOP雁殿のレポートが載ってます

次回G-NET戦は5/29テージャスランチ(SP忠男広島さん)にてサバイバル戦です!


いやあ楽しかったです!会場も設備ロケーション共すごく良かったし、すばらしいイベントでした。
お声を掛けて頂いたみなさんありがとうございました

2010 CGC池の平(Gnet最終戦)レポート

7月に平谷を走ってセローはガタガタ、そのまま放置して10月になってしまった。
あと2週間てところでやっと整備しはじめ、乗ったのはFサスのセッティングで1時間ほど。
エンデューロ走るのはGWの勝光山以来だった。

池の平へ来るのは今回が初めてなんだが、もうココめっちゃ好きになりました。
スタート地点付近

コースは程良く長すぎず、駐車場を軸にして移動しやすい。変化に富んでいて、高低差あり、ガレ石あり、ウッズあり、尾根への行き帰りなんかジェットコースターみたいだ。見晴らしも良くて最高。
テントを張るには地面はフラットで石も無く、星空抜群!こんなクッキリ天の川見たの初めてだ。

難点を言えば沼が凶悪なことと、「熊出没注意」ではなく「熊が出ます」って看板があることと、温泉が遠くてコンビニもない事 くらいかな(山荘みたいのがあったけど詳細は未確認)。

CGCに来るのは07黒井沢以来。
ショップテントやたこ焼きなんかもあって楽しげです。コーステープもCGCロゴ入りを作ってるあたりすごい。
コース内にもおもろい仕掛けあり、「一緒に楽しんでいただこう」という気持ちが随所にいっぱいでした。

夜9時からのビンゴ大会も景品がおもろくて盛り上がりました。

下見をした時点では、雨も降らないしけっこう回れちゃうのでは?と思ったのは大きな間違いだった。
夕食後、九州男塾テントへおじゃますると中ではトラタイヤかVEなのかが楽しく議論されていた。
座るやいなや聞かれたのは「テラさんはトラタイヤか?」てことだった。
すいません僕トラタイヤ苦手なんです。

当日はノーマルヒルクラスが先に走るので、朝はあせることがなくてGOOD。
キャブセッティングは 高所×冷える=±0 でいいかと思ってたんだけど、寒くなかったのね。
なのにメインジェットを一つ下げる事を怠ったので前半災いすることになる。

使用前


スタートして順当に3段ヒルへ、1周目は1段目のみで右折、ヒルクライムへ。
ここでシマッタと思ったのが、上が吹けなくて登りきるのがギリだったこと。
朝ゆっくりしてたのにーメイン絞るべきだった。

1周目の大きい沼はまだ走れて左側をなんとか通過出来た。

通過できたんだけど、大量に泥をかけられてティアオフが早くも終了。
本気でロールオフ買おうと思いました。

小さい方の沼も左端を通ればまだ行けた。
道路を渡って上のコースへ。

ジムカーナみたいに張ってあるところでタイチェン殿にロックオンされた。
いや、服が変わってたのでそんとき誰かわかりませんでした。
1回抜かれたあとガレ坂くだって右折する時、目の前でFからズバッとコケはった!
「タイチェンぽくコケたなー」と思いつつコソコソ抜き返したんです。
そのあたり 俺イノシシ ってブログにオンボード映像出してはります。
第1部スタート〜尾根の道の9分から11分まで。
僕、逃げてるというか、前を邪魔してるというか、、、
しかし基本的に速さが違うのです。結果は8位、さすがです。


んで肥料がクサイ所を通って尾根へ。
登って行くのも尾根道を飛ばすのも、それから大きくうねりながら下ってくるのがすごく気持ちよかった。

フカフカじゅるじゅるのウッズを通り、ゴロ石の登り下り、広いゴロ石の下り、、、
ちなみにこの日は「逆まわり」と言っていた。動画でよく目にするのはここを登るわけか、、、そりゃタイヘンだ。

小川を越えて「家政婦が見ている」ウッズへ。
下見した時、奥のふところが無意味に広く作ってあるな、と思ったのだけど、これが時間を追うごとにひどい事になってきてナルホドだった。「挫折禁止」の標識もあり。

山小屋の手前にどーんとヒルクライムがあるのだけど、みんなが登るラインが轍になってる。
セローだとステップが引っかかる恐れがあるので角が残ってる未踏ラインを行かないとあむない。

デラックスなウッズの出口に石が散らばったテクニカルでおもろいセクションがありまして、
さすがのカネコ師匠もつかまっておったのですよ。
んでしめたと思って、真ん中の馬の背ズバッと登ったれ!行ったのですがエンジンが吹けず失速。
ここはいろんなラインが楽しめました。

高低差のある下りを通過してチェックへ
2周目入ったらすぐ3段登りです。

1段目を登った眺めがこれで

2段目に助走がつけられない溝があります。たくさんスタックしてましたが縫って登りました。

そしたら現れるのが3段目で
上の角がご丁寧にオーバーハングになってる。

大きい沼までは特に問題なくレーサーに抜かれつつなんだけど、到着してみるとだんだん悪化している

トップ雁殿が「並んで行けばいいんですよ」って教えてくれたんだけど、足の短いバイクで行ける気がしなくて
どうしたもんかと思案しすぎて時間を浪費してしまった。
結局並んで行ったので悩んでるだけ損した。
そのトップ雁も3周目にガッツリ嵌ってしまったらしく
無念戦意喪失のご様子でした。

モトクロッサーがサンドタイヤ履いて水の上を走れるってのは知ってるが、
そんな勢いでこの沼を突っ切ろうとした人はこんなことや
こんなことになってしまったようです、
まるで沼に現れた泥のシャチホコ。
ご愁傷様ですがこれ金賞的作品だよね。

同様にパワーで行くにも塾長のフォームが参考になります
それでも道路下の小さい方の沼には嵌ってしまったらしく

この日は助け合い運動なくしてはみんな走破できんかったようです。

優勝されたタイスケ選手もこのとおり
こんなに嵌っても周回数7、さすがです。

カネコ師匠は3位のペースで周回されたのですが、5周目の沼でクラッチが終了。
すっごい残念でしたねー。

自分は3周目あたりからエンジンがアーチーチになったようで、上も回りだしたんです。
タイヤも奥の手「大気圧」まで落とし、小さい沼はライン読んで走破もしました。

ふみねこで、ある日ウワサの選手 山崎みとも号 が怖かったんですが
これはなんちゅうラインを行こうとしとるのでしょうか。
後ろから来るぞ!みともが来るぞ!と自分を駆り立てて逃げました。

15位までの入賞者の方々 おめでとうございます。

実にくやすぃーです。ここに入れなかった反省点としては
1.キャブセッティングミス(まったり楽しみすぎ)
2.沼での判断ミス(心折れすぎ)
3.大気圧作戦をもっと早く執行すべきだった(平常心紛失)
4.ガソリン積みすぎ4Lも残した(軽量化も台無し)
5.走行が基本的に遅すぎる(休憩しちゃった)

使用後

リザルトと、動画も満載 おなじみCGCはこちら

そんなこんなでGnet最終戦は18位、3ポイントゲッツ。今年はレース予定終了です。
G-Netポイントランキングはこちら

ナイスな写真'sご提供、 naoちゃん様 冒険野郎様 SO4様 ありがとうございました!!

ゴールドバルブ組み込み

CGCを目前にしてやっと取り付けました。
サスセッティングについてもシロウトな僕がいろいろ考えるきっかけになりましたのでつらつら書いてみます。

ノーマルの225Wは加工ナシですとフロントサスのセッティングはフォークオイルの粘度や油面を変えるしかありませんでした。
指定は10番ですが、このセローは軽くしてあるからか土の上を走ると硬く感じました。
んで5番を入れるとトライアルの時はいいんだけどエンデューロの時は柔らかすぎる。
なので半々に混ぜて7.5番を常用してきました。
夏の走れるエンデューロは10番でもいいかなという感じです。

困った点といえば、ブレーキングや下りの時にフロントが入り過ぎるくせに、ガツッと当たった時には硬くて吸収せず腕に来る。なおかつフワフワ姿勢が安定しないという感覚です。

ゴールドバルブってこういうのを解消しれくれるアイテムだったらしい。

伝え聞いていたインプレでは、
カートリッジ式フォークのような特性になる
フロントが少し勝っている、、、
もう少し早くバルブが開くようにすれば、、、
下りが怖くなくなった、、、
等です。


圧側低速のオイルは2つの小さい穴から抜けるようになっており、高速高圧のオイルはバルブスプリングを押してバルブが開くようになっていて、スプリングの予圧はネジで調節出来るようになっています。
逆に伸び側に戻るオイルは別の大きなバルブ(アルミ色)がいつでも素早く開くように出来ています。

取り付けに要する加工は、ダンパーロッドを外してそれぞれ2つしかなかったオイル通過口を3本貫通させて6個ずつにすることくらいです。
ダンパーロッドを外すのにエアインパクトとボール盤が必要です。

元はこれ。
伸び側も圧側も低速も高速も2つの穴を油が出入りする抵抗だけでまかなっていたものを、バカ穴を開けてここの抵抗は開放するわけです。
そしてゴールドバルブはダンパーロッドの上、スプリングの下に落とすだけです。


他に加工は不要と聞いていましたが少し気になる事がありました。
ゴールドバルブの厚み14mm分、フォークスプリングにプリロードが掛かってしまう事です。
(ニホンゴの取り説も付属してます)
プリロードを一気に14mmも加えるというのは大きな変更です。
でもその加圧でゴールドバルブを押しつけているのかもしれないと思いました。

他のインプレをテキトーに反映させ、作動スプリングは青のミディアムで3回転加圧を2回転加圧に変更して、まずは5番のオイルで走ってみました。

結果はダメダメでした。
伸びが速すぎる。下りの荒れた所でスコッと入ってしまう時がある。スプリングが勝って前が落ち着かないって感じでした。

翌日、オイルは基本の10番に戻し、バルブスプリングも基本の3回転が良いとなりましたが、どうしても前の突っ張り感が気になったのね。
そこでコレ、
フォークスプリングの上に入れるスペーサーをゴールドバルブの厚み分カットしました。
これに換えるとゴールドバルブを挟んでいてもプリロードが元と同じです。
その上で、ポリカーボネートの3ミリ板をNC加工してもらい、4枚+ワッシャを入れるとほぼスペーサーを切ってない状態に出来ます。
枚数を調節してプリロードを調節できるようにしたわけです。

ほんでいろいろやってみたところ、やっぱり一番しっくりきたのはポリカの調節板を全部取った状態でした。
最後に迷ったのは1枚(3ミリ)を入れるかどうか。

これは勝手な想像ですが、、、
これだと伸びきった状態から衝撃を受ける時、押しつけているフォークスプリングよりも突き上げる油圧が勝って、ゴールドバルブが少し浮くというかオイルがバイパスしてしまう瞬間があるのかもです。
あくまでも「かも」ですよ。

あるいは14ミリ加圧によってそれが無いのだとしたら、バイパスしてしまう範囲は14ミリ以下のはずです。
だったら、伸びきった位置からのごく初期が柔らかいのも悪くないと思い、これで行くことにしました。

前がほぼ決まったら後ろも合わせないとちぐはぐな感じです。
圧側を4か5クリック硬くしたら、ガレた所では硬質な乗り味ながらも前によく進む感じになりました。


この状態でのインプレを書いてみますが、感覚的なものだし、車重もエンジンも乗り方もみな違うのでその程度で参考に、、ならないか。
それと今後セッティングは変えていくと思います。

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普段、流して走っている時の姿勢がずいぶん安定しました。アクセルのON/OFF、下り、ブレーキの時に前が動きすぎない感じがする。
ロードインフォメーションが増えたので乗り味としては硬質な感じになり、バイク全体がしっかりしたような印象にもなった。
以前は、ふわふわした動きの周期に合わせたり利用したりして乗っていたが、収束が早いので待たずにすぐ次の動作に移れる。
スペーサーを、切った物に替えた後(ノーマル比プリロード±0)は前の勝ちすぎ感は薄くなったが、それでも下りの安心感は増した。
バルブが開かない域では入りにくく伸びやすくなったので、Fサスがノーマルよりも伸びた位置を中心に動いている感じがする。
スピードを乗せて段差に当たると中のバルブが開く域では吸収してくれて、あれっ?ていままでにない感覚が新鮮。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

現状ではそんなところでしょうか、なかなかいいですよ。

3種類のバルブスプリングを選んだり、ネジの調整で乗り方に合わせられたらこれはなかなか面白い物だと思いました。
エンデューロと言っても僕の好むゲロコースだと、トライアルチックなセクションもあるので、どこに合わすかが難しい所だと思います。
こんど3時間を走ってみたらまた違った面が見えるかもしれません。
ツーリング、通勤などでは狙いがつけやすくもっと合わせやすいだろうし効果大だと思います。

組み込みに関して、僕は試行錯誤を楽しんでいますが、
エクセルさんタンデムさん等のプロショップで組んでもらうと、もっとちゃんとしたノウハウで良い結果が出ると思います。

ちなみに磁石のパーツ拾い棒を持ってるとゴールドバルブを引き揚げるのに便利です。
ただ、周りにゴムホースを巻いておかないとインナーロッドに張り付いて困りますよ。

サンデーファミリートライアルSpecial in平谷2010

 松井さんのオススメ

僕がエンデューロに出会うずっと前、もう10年近く前から「平谷はおもろいでー、行こやー」ってオートスポーツ加古川の松井さんに毎年のように誘われてきた。
でもその頃はトライアルをやめて15年ほども経っていて、なんで遠い長野までトライアルしに行くねん?みたいな感覚だった。

その後セローで遊びだし、そこそこ周回できるエンデューロをイロイロ走らせてもらっての今年ですよ、G-impactを体験したじゃないですか。1周出来るかどうかのゲロコース、これが僕にはショーゲキ的だった。
で、次はアクサバにリベンジだ!と思ったら今年まさかの中止。はて何か1戦入れたいな、、、てところに松井さんが「平谷こんかぁー、ビール賭けるでー点数3倍でどないやー」って誘ってきた。

その隣でビールを飲んでいたお客さんが「平谷初めてでセロー?!チャレンジャーですねー1周出来るかな?」みたいな事を言うからピンときた。
さっそくネットで探すとあるわあるわT28さんの動画を見てまわって挑戦決定!

XR250の匠君にも誘いを入れてエントリーしたものの彼は仕事が爆発してしまい、交代運転手なしミニキャブで長野に向けて出発した。

 厳格なイベント

会場はキレイなスキー場で、田舎なんだけど必要な施設は近所にありとてもいい所だった。
ピットエリアも広大で140台来ても楽勝、しかもほとんどのエリアが水平だ。そしてトイレはログハウスでウォッシュレット付き。
すぐ横に渓流が流れていてマイナスイオンもたっぷり。下界よりも涼しくて気持ちがよかった。

さっそくギリギリの車検にあわてて出向くが肝心のナンバーを付けずに行って笑いを取った。
車両検査は厳正で、バッテリー温存のためテールランプのギボシを抜いていたのもきっちり指摘された。
郵送された受付票から登録証、自賠責、健康保険証にいたるまで必要書類は 忘れた では済まない雰囲気。
エントリー受付通知の分厚い封筒に入っていたルールブックには、ぎっしりと決まり事が書いてあり厳格なイベントだなと感じていたが、会場でもきちんとした運営がされていてこれはもう公式戦レベルだなと思った。

無事受付・車検が終わるとバイクはパルクフェルメへ。あ、置いたら指1本さわれません!と見張り殿が。何も調整してないのを後悔した。
しかも保管解除はスタート10分前で、スタート時刻に遅れたら最後尾回しの刑だ。
いろいろノウハウがありそうなこの大会、今回はどんなもんかなと参加したのだけど、いつもの「自己責任的」なものとはぜんぜん違う。
厳しくてイヤか?といえば、これはこれで気持ちいい。やっぱMなんだろうか、でも主催者さんやみんながこの大会を大切に運営していく気持ちがひしひしと伝わってきて、そこに参加出来る事に喜びみたいなもんを感じたのです。

6時からのライダーズミーティングというか夕食会へ行くともうほとんどが着席していて、エントラントの行動も時刻通りきちっとしてる。そして後方に陣取るスタッフの多さにも驚いた。
想像してたよりボリュームのあるお弁当とビール(orお茶)を入り口で引き替えてもらい、空いてる席を探しているとすでに松井さんが一番前でハジけていた。焼き肉してる時より幸せそうだ。
伊藤さんからの説明と昨年のビデオ上映、僕は初めての空気感でちょっと緊張してたがみんな楽しそうだ。
公道を使い、地元のご協力も得てのこの大会、迷惑を掛けずに存続するための注意事項は細心にわたり気が引き締まる思いだった。

今年は口蹄疫の関係で牧場を通るルートは自粛したとの事にて8セクションまでは沢づくしであると、なんとかそこまで行けたらねーって苦笑してる。
御所の川でブーツ以外濡らさなかったから沢は案外イケる方なんじゃないかと思っていたが、そんなもんじゃないよ本気で水没しますよとみなさんマジ顔でおっしゃる。
ネット上で知ってるみなさんからお声を掛けていただいてとても嬉しかったです。

出発前夜はワクワク興奮して眠れずに走ってきたが、その分会場で爆睡できるからいいかと思っていたのに、
テントを国道沿いの緑地帯に建てたのが失敗で夜間の走行音とトラックの風圧で2日連続ぜんぜん眠れなかった。

もうひとつ書き加えると、清流の証明と言われるブヨ(ブユ、ブト)をナメていた。
小さいハエみたいなもんが止まってちょっと血が出るくらいなので20箇所くらい噛まれるにまかせていたがあとでエラいことになってしまうのでした。

 36番スタート

車両解除されてからの10分間で少しでも整備出来るようデイパックに工具類を詰め込んだ。
待ってる間に自分より7分早くスタートするタンデムさんと初めてお会いできた。

スタート台でマイクを向けられて調子に乗ったけど、上位2つは三谷兄弟で決まったようなもん、あと常連でうまい人もいるし初めてだし、トライアルの練習してないからOF5位に入れたら上出来だ。
オンタイムで80点台かなと目標を決めた。

7:47にスタートしピットへ行ってちょこっと整えいざ出発。
いきなりエンデューロコースぽい世界へトリップするがエンデューロよりも右左がわかりにくく間違いそうだ。

滑りやすいウッズを慎重に下っていると、聞き覚えのある2ストYZが勢いよく追いついてきた。このシチュエーション、御所のタカキの里を思い出した。44番の塾長藤田選手だ、さすがにこういった所は速い!もう追いつかれた。
これは置いていかれると思ったが、まもなく公道に出たとたんジェントルマンに変身しログハウスの住人に手を振って挨拶してる。
どこまでこのまま?と一緒にアスファルトを走っていたら間違いようのない表示が出て右折。1セクションへ。
早くも水没殿と三谷選手?

 いよいよセクショントライ

1セクションにはすでに10台以上の待ちがあり、下見をきちんとして列へ。先に着いたのに塾長は前へ行かせてくれた、いい人だ。
狙い通りにセローが動いてくれてIRCのタイヤもグリップ抜群、クリーンした。
僕の後につづくED軍団がどうなったか気になりながら2セクへ。

2セクは高低差のない広い沢遡上だ。落ち着きのない走りで2点、もったいないことをした。
でも大丈夫、今日はけっこう楽しめる予感がしてテンション上がってきた。

 移動区間で大失敗

3セクションが見えて来た所で広い沢を渡らないといけない。
結構な流速とヒザくらいの深さ。向こう岸ではトラ車が1台すでに水没後の処理中だ。
突き出たテーブル石に前を留めてどう渡ろうか?勢いよく飛び込んでしまえ!といけいけで行ったのが大失敗だった。
水底とは見た目以上に高低差があって、越そうと思った底石に刺さってしまい自分だけが前方に飛ぶ。
ハンドルに両ヒザをしこたまぶつけた。
自分は完全水没。水から引き揚げたセローはゼッケンカウルが割れている。エンジンが水を吸ったかに思われたがすぐに勢いよくマフラーから水を吹いた。

向こう岸にたどり着くまでに特に左足の痛みが倍増してきた。リタイヤか?と思うくらい痛い。
足のプロテクションを選ぶ際、下見がしやすいようにニーブレイスではなくニーガードを付けてきたのが失敗だった。上半身は念のためシャツの下にブレストガードを付けていたが上下のバランスが悪かった。

3セクは見上げるようなガレクライムで、上の方がどうなっているか登ってみないとわからない。
下見をしなきゃと思いながらあまりに足が痛いのでそのままトライ、なんとか3点で出れたがこれはまずいことになったと思った。
しかし一瞬痛みを忘れさせてくれたのが塾長の走りだった。2ストYZ全開!まさに疾風怒濤、もはや足を着く事など不可能なスピードで駆け上がったので見ていたオブザーバーも思わずホールドアップ!
残念ながら出口のクネクネで3点着いたらしい。

 8セクまでは沢地獄

そのあとの沢移動が長く辛い時間だった。行けども行けども沢沢沢、沢の様子は見た感じ御所の川より相当険しい。うっかり入ると深い所もある。やっと沢じゃない所へ上がったと思ってもまた沢へ降りろと矢印が。そのたびに「また沢かよー!」って泣きが入った。
時折小さい砂防ダムがあって、きっかけ石があるにせよ真直角なステアケースがあったり、自然の難所がしょっちゅう出現して「これ、行けんの?」って思ったり。「なぜここに誰もいない!」ていうのも何回も言った。これはたしかにG-impactどころではないぞと思っていたらやっと4セクションに到着した。

5セクだったか、ザブザブ流れる渓流を右に左に登る、ここは見とかなきゃ。顔をゆがめて下見してるとタンデムさんがきれいにクリーンした。
見た感じよりはグリップするし変化があって面白いセクションだったのにまともに乗ることが出来ずエンストさせて5点。

平谷の難関と言われる7セク(09は8セク?)は目でやられることもなく、行ける気がしてわりとすんなり登れたけど出口でセコいラインを行って木につかまり3点。
ここではマシンもろとも後ろに落ちる人もいて、スピードはないけどいつものエンデューロよりよっぽど危なっかしい感じがする。
自分でどんくさいのわかってるし、アクサバでしょうもないコケ方して肋骨折ったりしてるから迷ったけどブレストガード付けてきた。
「こんど折ったら辞めてね」なんて言われてる身分なので、付けるもん付けて思い切りよく乗ろうって。 、、、まあ辞めませんけど。

 ガソリンサービス

沢があまりにも長くて予想外に時間もかかった。燃費も悪そうだし、3L弱でスタートしたガソリンが切れるんじゃないかって本気で心配したが初体験のガソリンサービスに到着した。
受付時に料金を払っておくと、8セクの後と15セクの後で各2.5Lのハイオクガソリンとお茶を補給してもらえるのだ。
トラ車だと2Lも入らないようなタンクもあるが、ここへ来るまでにガス欠ならないんだろうか?
も少しちょうだい!って言えば「重くなりますよ」など言いながら追加をくれたりもする。

その後は爽やかな移動区間や公道を使いながら時折現れるセクションにトライしていく。
8セクまでは「忍耐沢沢罰ゲーム」みたいだったが、まさに「ツーリングトライアル」って趣になってきた、これはいい。

それはいいんだけど、とにかく左足が痛い。ヒザがかなり腫れてるみたいで曲げるのもきつい。ステップにはそっと乗せてるんだけど、減点の足を着こうもんならたまらない。
なので「バタバタでも3点で行けそう」「5点の可能性大」な中盤のセクションは残念ながらエスケープした。
割り振った予定時間もかなりオーバーしちゃってるし、とにかくタイムオーバーだけは避けようと思った。

 ハンドル曲げてクラッチトラブル

たしか11セク、こいつはエスケープかなと思ったが、
塾長がこれまた全開で出口の土斜面を登って3点と聞き、トライしたくなった。

歩けばこんな調子

が、手前の水が流れる大岩上で体が遅れるわ開けすぎるわ。膨張したのか指が吊ったか、クラッチで抜くことが出来ずセローは派手にバック転、ハンドルを曲げてしまった。
乗ってもこんな調子、着地も踏ん張れずしりもち

クラッチレバーもスカスカで切れなくなってしまい、やっぱりリタイヤかと思ったが落とした時に油圧ホースへエアが入っていたらしく、K.O.さんの言うとおり勝手にエアが抜けてきて復活した。
INをお待たせしたみなさんすみませんでした。

 あの博田選手と

初めてサバイバルin広島に出てボロボロになった時、優勝したのが博田選手だった。どうやったらそんだけ走れるのか不思議だった。その速さ通り活動の場が違う所へ行ってしまい、僕にはちょっと遠い存在のままだった。
ところが7セクくらいから前後しつつご一緒に苦戦出来るのがちょっと嬉しかった。
その博田選手が15セク手前の林道でハスク2010TEを直角に止め、上を見上げて思案してる。
どうしたんですか?「これ、行けって言うんだけど(苦笑)」 
移動区間なんだが立派な難所が立ちはだかってる。
高低差のあるV字の沢登り。さすがにうまく登っていかれたが僕も行かなきゃ先へ進めない。
登ったものの大きな岩やステアケースが連続しててトラ車の人も2人ほどが苦労しており4人で悶絶しながら15セクに到着した。

 15セクは3点

この平谷には時折、エスケープが出来ずセクションアウトしなければ次へ進めない所があり、完走するにはこの15セクもトライするしかない。
角度のあるガレクライムのあと右に左にターンしてアウトする設定だったが、今年誰ひとりとしてクリーンが出なかった所だ。
下見がわりに眺めているとたいてい失速して引き上げてもらっていた。角のある石がガラガラ動くがセローがいい感じで登っていき3点。
「トレール車で出れたの始めてですよ」ってオブザーバーに言ってもらってちょっと元気になった。
OFF車クラスではその後、三谷知明選手が3点で出れたみたいだ。

いい気分になったのもつかの間、またイヤ〜な沢下りを経て道路に出た。舗装路は天国のようだ。
2回目のガソリンサービスを受けてランチコントロールへ向かう。
しばらく爽やかに田舎道を走り抜け、10台ほどが溜まっている広場に着いた。

 ランチコントロールは40分遅れ

予定配分よりけっこう遅れて到着してみると、みなさんクタクタな様相で弁当食べてる。
あやしい足取り、脱力感満点、手ぶらでもらいに行ったら「引き替え券は?」ああそうでした。
ここでもお茶が付いてる。ガソリンサービスも含め合計3本つまり1.5Lがもらえるので、ハイドロを背負っていると水分は余るくらいだ。次は塩飴だけ持参ってのもアリだな。
時間が押してるので弁当いいかと思っていたが、食べ出すと止まらなかった。ああゆう時のカラアゲって美味しいね。

食べたらまた道路を走って土の斜面な16セクへ。
オブザーバーが若い女性だと張り切るのは僕だけか?某H選手も豪快にまくれてましたよねー
ま、これはペガサスカップでも良く見る傾向デス。

隣の17セクは乾いてガラガラ動く石づくしを左に右に登る設定。
めずらしくファミリーなギャラリーがいて、いい感じで登って行ったのにパスッと止めてしまった。

18.19が済むとまた道路へ出てかなり走る、カードを見逃したのかと心配になる。
シニアマークの車が微妙〜な速度で車列を作っており、低圧のトラタイヤが道路の上で面白い動きをするし、抜くわけにもいかず素晴らしい景色を楽しみながら移動した。

 塾長すでにゴール

結局会場まで戻り、ピットエリアを通り抜けて20セクへ向かう設定だった。あと6セクション。
背中で余っていたお茶ボトルを置きに車に寄ったら、隣でもう塾長がゴールを済ませてくつろいでいるではないか。
減点数は二の次だって言ってたからやはりタイムと戦ってたみたいだ。
トップクラスのラップタイムだったらしい。

20セクはゲレンデを駆け上るヒルクライムだったが頂上の曲がる所で土を掘ってしまった。

土のキャンバーセクションでは右のセコいラインを選択したが、いつも履いているVE33の「くさびを打って進むようなグリップ感」が気持ちから抜けていなかった。
沢の濡れた石の上で見せる予想外なグリップとは正反対に、土の上ではあっという間に目が詰まって推進力を失い、タイヤに甘えているのを痛感した。

 終盤のトラブルと課題

このころ、なんか乗りにくいと思ったらどういうわけかリアブレーキが効いてない。
ディスクもパッドも減ってはいるがまだ使える範囲だし、踏みごたえあるし(カップは無いけど)フルードも充分ある。
効かないというのがもう油を塗ったみたいにまったく効かないので下る時に困った。
ここらへんの 下る ってのがFだけでは足りないワケで、エンストさせてローで下ったりもした。

あとエンジンのオーバーヒート、と言うよりクラッチがヒートしてしまって困った。

水のある所に止めるたびクランクケースの水冷に励んだ。やっぱりクラッチハウジングへの穴開けが必要だろうか。
再チャレンジに向けての課題が次々に出てくる。

残るはあと2つになった。戻る距離がわからないけど時間もギリギリ間に合うか。
また砂防ダムも出てきて移動を阻むが愛のきっかけ石はちゃんとある。あるって言ってもエンデューロでは出てこないようなステアケースだ。2ストモトクロッサーの人たちがどうやって越えていったかは不明。
いずれにしてもここまで来た人はこの程度は問題ではないらしい。

あと2セクション。もはや何でもいいから早くゴールしてしまいたいそんな気持ち。
のままでINして24セクは3点、25セクは出口がわかってなく5点でトライ終了。


ウッズを少し下ったらゴールが見えてきて思ったより近かった。
結果的には下見する時間はあったのだけどいろんな気持ちに負けちゃった。

 8分を残してなんとかゴール


減点99って笑うほど点取ったけど、この状況でオンタイムで帰ってこれたのは正直嬉しかった。
7セク以上に険しく見えるセクションも何カ所かあったけど、目でやられることはなくコンディションの割には良くトライ出来たと思う。
難しい所をせっかく登っているのにエンストさせたり、余計な足着きもいっぱいあった。
目標OF5のチバテツさんまであと10点。
結果80位 OF8位、これが今の実力だあ。

セクションは実にうまい設定で、さすが伊藤さんと思った。

長からず短からず、ニクいヒネリが効いていて面白かったですね、いや面白そうなセクションを飛ばしたりもしたのでもったいないことをしました。こんどはちゃんと全部走りたいです。
オブザーバーも公式戦レベルのきちんとした採点で、各ライダーの到着時刻を全部控えているのに驚いたし、1分たったらちゃんと5点宣告されるし、少しでもバックしたら5点。
よくある「がんばっている限り3点」みたいなことはなく実にキッパリしていた。

 平谷ってすごい

全体的に移動区間がすごかったですね。平谷の自然ってすごい、OFF好きの神様が造ったのかな?
沢なんかあれだけの長い距離をどうしてギリギリ行ける造形になったのだろう。

もうちょっと、どんなん?って思った人にうまく説明出来ないですごめんなさい。
ギャラリーも来れないような深い所、長い距離なので写真もあまりないです。
オンボードを回したとしても7時間も持ちません。
唯一、T28さんが一部のセクションで動画を撮ってくれてます(またはYouTubeで検索)
DVDが完成するのは1年後だそうです。
いずれにしても移動区間がわからないですよね。
いい加減ヘトヘトで移動中にザーザー流れる滝のような登りが目の前に立ちふさがった時の気持ち、行けた時の達成感は体験してみないとこのコースの醍醐味はお伝えできないです。
そう、出てみるしかない。

 これが本物のツーリングトライアルか

最近ゲロ系やハード系、エクストリーム系などいろいろ言い方されてますが、走破系のエンデューロ指向の方にはこの挑戦は確実に良い経験になると思いました。

こちらは基本トライアルマシン向けでも走り応えのある1周55km×7時間。
それをトレール車で行こうってんだから「G-Impactよりタイヘン」ってのはあたりまえか。(唯一、道路移動はトラ車より有利)
ただこれはゲロ大会ではなく基本的にトライアルの大会ですし、ある程度乗れないと最後までたどり着けないようになっているので誰にでもお勧めできるものではないですが。
主催者さんも参加資格に「自力で速やかに脱出できる能力を持った方」と明記しています。
その点で僕は何回か迷惑をかけてしまいました。そこが今回の反省点です。
全体的にぴりっと辛口でしたがもうちょっと練習してから是非また再チャレンジしたいと思えるイベントでした。

スタッフの方、お世話いただいた方、エールをくれたSoyaさん、いっぱいお声を掛けていただきましたみなさん、おかげさまで楽しかったです、ありがとうございましたー!
来年また平谷へ行けるようにがんばろっと
完走賞のTシャツもらった。

公式リザルト

エルズベルグ2010 リザルト速報

田中太一選手やっぱすごい!13位で最後まで完走しちゃってます!!
こちら(pdf)
リザルト見つけたので取り急ぎ。レポートは遅いがこれは最速かも(笑)

2010トレールED第3戦 勝光山 特番 (G-NET第2戦)

この春はずいぶんと天候不順で雨もよく降ったねえ。
GWも降る可能性は充分にあると想定してコースを作ってくれたようだ。
もし降ったら黒土や沼がそれはもう大変なことになると思う。
でも僕はそんなのを走りたい。もがいて、のたうちまわってやっと1個セクションを脱出できるってやつを。
名のとおり、根っからのドMなテラです。

土曜日はいつもより早く出発して朝10時に到着。100台近くのエントリーがあり、ピットエリアが心配だったのと下見をちゃんと見たかったので。
天気は期待はずれのド晴天。スタート直後は砂煙で息が出来ないだろう。

さっそく弁当持参で出発したが、スタートの林道を歩き出してすぐ おや?と思った。
最初の左カーブまでにある「右に少しそれてコブを越える」ってのが省略されてる。
100台を早くスムーズにスタートさせるためだろうか?「僕には厳しい作風」ってのを予感した。

歩き終えた感想は、G-NET第2戦なんだけど、あくまでも「勝光山のトレール戦ですよ」という感じだった。
林道区間が相当長いので爽やか系?って錯覚してしまうがセクション数はけっこうある。
ただし何度か来ているこの山に変化も感じた。
「あちこちにあった段差がなめらかになってる」
「切り株だらけの地面がかなり平坦になっててて走りやすくなってる」
「新設のヒルクライムが数箇所」

だけど定番の「晴れてても沼・湿地」は数カ所要注意

ひそかに期待していた「やり直しを必須とする難セクション」はあまりない→問われるのは通過スピード
加えて「長い移動区間」は、速さのテクがない自分には非常に厳しい〜と思いました。
さらに中部地方からも多くの速いライダーが!
これはもう20位の1ポイントを取るのも絶望的だ。

スタート場所は狭い為、恒例の5台ずつスタートだったけど、いつもとは違い固定ゼッケン1から。今回初めてココを走るエントラントが多かった為、案内の轍をつけてもらうという主催者さんの愛だったらしい。


ゼッケン18番は4列目からのスタート!
高下選手に塩っぱ鯖吉殿、リアクション王のTOP雁殿も同組だった。
猿の惑星はラインが空くまで少し待てばよかったのに、無理に行って途中でやり直しとなった。
いつもながらミトコさんNAOさんにはよい写真撮っていただいてありがとうございます

その後は走り慣れた勝光山、スピード出すのも自分にとっては課題だから今までにないくらい飛ばしてがんばった。
ここの林道を意識して、似たような練習場所を走ってきたのがよかったと思ったが、コーナーで曲がりきれず何度か落ちそうになった。
内臓にきちゃうんだけど座った方が林道は速い、今日はセクション以外はそうすることにした。
先にスタートした鎧さんにも瞬間は追いついたし(もちろんその後は置いていかれましたが)特にミスもなく下見通りに走ったけど1周目は36分かかってしまった。

2周目は猿の失敗もなく、体力、気力も充実でウォーミングアップが完了って感じ。

新設のヒルクライム面白かったです。問題なく登ってノーミスだったけどやっぱり36分くらいだった。

その新設ヒルクは下に段差があるので助走が一旦殺される。で、速度の無い状態から登り始めないといけない。斜面には細いが切り株だらけだ。
だいたいみんな左に流れつつ登っていくんだけど、前田選手は真っ直ぐ登ってましたね、さすがです。

今回のコースはスピード出す区間が多くて逆にきつかったですねー
普段あまりバイクに乗れないから、僕はバイク筋が自然に発達しない。
しゃあないからスタミナ切れにならないよう去年から筋トレをしてる。
それが効いてるのか身体のどこも上がらずに同じ調子で走れた。
やりはじめた頃は1周回ってきたらどかーんと疲労感に襲われたものだ。
もう46才になってしまったがこの遊びのおかげで35才の頃より元気だなーって実感した。

こんなところもありましたね
この奥の急斜面を登れると

左手の高速道路みたいな所をすいーっと走れる設定なんですが、
見たところ上がった人いなかったようですね。

3周目 新設の登りが3個セットになった所(おじんステアの手前)で左のブーツを後ろからパンパン叩いて来る物がある。
せっかく調子良く走っていたのに、木のツルがRハブに左右ともぐるぐる巻きになってしまっていたので、RINちゃんウサギさんに見守られてほどいた。
工具を出さなくても全部取れたのがラッキーだった。

後半に入って青テープが切れている所を左へ間違ってしまった間に匠君に先を越された。
おまけに恒例行事、やっぱりブレーキペダルをどこかにぶつけて曲げてしまう。
が、ワイヤーでしっかりつないであるので?マーク状になるのは避けられた。
ところがワイヤーが限界まで張ってしまい、ペダルが上へ戻れなくなり常にブレーキを引きずっている状態になっている。
どこかで直さなければ、、このまま走り続けるとフェードしてしまう。
直したいけど追いかけなきゃ!って思ってたらお椀みたいな小さいすり鉢を越えた所でヤツは重たいXRを思いっきり横倒しに転けていた。
シメシメあれはすぐに復活できないはずだ。しばらく逃げてから石でガンガン叩いてペダルの遊びを復活させた。

あと、黒土の登りの手前でリアクション王のTOP雁殿にラップされた。
抜きざま、手を挙げてこっちに視線くれてる、ずっと片手挙げてこっち見たまんま走っていく。
僕も何か返事しなきゃって思うんだけど、こっちは必死で走ってるのでその余裕がない(その節は失礼しました)
なんだろ?あの余裕。いろんな所であの調子でリアクションふりまいて、一人だけ7周ってやっぱすごいなと思う。

終盤、林道左折で小さい沼の左にロックセクションが新設された所にギャラリーが大勢いた。こんなかんじで足を着いていけば通過できるんだけど

人が見てるので急にやる気になって、左のロックを丁寧に行ってクリーンしたけどこれはペガサスカップじゃない。遅かったんで意味なかったなー。
この周は2回ストップしてバイクを直したので40分ほどかかった。


4周目に入ったとき、12時前だった。体力はまだ大丈夫、この周を30分程で回れたとしたらギリギリ6周出来る可能性が出てくる。
と思い自己ベストに挑戦した。
ところが沼があちこち成長してきてて、嵌りはしないが時間を喰う。さらに後半新設のキャンバーで、切り株にステップがガツッと当たって右下に落ちてしまった。
しまったー!っと思いつつ、ハアハア言いながら復旧にあえぐ。そうそうこの非日常がたまらないんだな(笑)
そんなこんなで40分。

5周目、さすがに疲れも出てきたし、時間的に見て今日は5周で終了だなと悟ったとたん気持ちがゆるんだ。
最後の周の猿の惑星はいつもならギャラリーが引き揚げていて一人寂しく登る。
でもこの日はまだ3人ほど居たのでうれしくなってしまい、ズレたラインで強引に登ろうとして最上部で豪快に投げてしまい、大サービスしちゃった。
一番ガレた石だらけな所に飛ばして落としたので、どこか走行不能になったかと思ったら大丈夫だった。おそらく3〜4分はロス。
チビ沼の手前、沢を横切ってV字の岩を登る所では他車に待たされ、自分も失敗して左の沢を登り直した。ここで以前に鯖吉殿と楽しく絡んだのを思い出した。ここでも3〜4分はロス。

沼と登りがセットになった所も左の林道へ一旦上がろうとして木の根に思いっきり嵌って3分。
ここを一旦左に上がれたら沼を迂回できた

んでこの登りですステップの低いセローはうかつに轍を登れないからこんなラインを多用するのです。

中盤の沼もラインを誤りついにヤチの恐怖を味わった。動けば沈んでいくバイク。
あせりながらもうまく脱出できたときの開放感。

そんなこんなでタイムアウトまであと10分程度になってしまう。
最後の激下りで強力な地球の引力に抵抗しながら、、、下まで降りたらあと少しの林道を走るだけだ。
ゴールには間に合うなと安心はしていた。

林道まで降りきった時、すぐ後ろに2ストの音がいるのに気が付いた。
てっきり同周回の敵だと思い超必死に逃げた、過去何度もあっという間に抜き去られたシチュエーションだ。
今日は抜かれずに頑張ってみようと思った。今までで一番速く林道を走ったんじゃないかな、邪魔になってたと思うんだけどゴールまで逃げ切れたのでうれしかった。

が、

リザルトによれば2秒あとにゴールしたのはYZ250岸選手であったが、残念ながら6周も走っておられたので
「ここで周回遅れのセロー抜いた所で意味がない」と泳がせてもらっただけだったようだ、やっぱし。
RS200Rさんのゴール地点動画(2:00あたり)


結果はかろうじて「完走規程」内にいるのがやっとの29位でした。
1ポイントまであと22分、いやいやリザルトを見ればそれは無理な話だと納得できる。
SP忠男広島HPリザルト

常に速い方々、、、

全員がつかまってしまうようなセクションがないと抜きどころのない僕が、スピード出して走り続ける事はG-Impactより体力的にきつかったです。
レース後2日目にハイキングしたら腰から下が動かなくなってしまったのでびっくりした。

特番なのに今回は3時間+のレースだったけど(今ままでは4時間+)、晴れでトップ雁殿でも7周だったのだから充分にハードなコースだったんだなと思いました。
距離も長いから走っていて飽きてこないのもいいですね。いつもながら壮大なコース製作には頭が下がります。

あと、、、速くてオシャレでカッコいいおっちゃんたち(失礼!)の活躍が、ちゅーねんライダーに夢と希望を与えてくれますね、
目標とするにはそもそもライダーとしての格が違うんですけどね、、、、
あと?年経ったらそんな存在になりたいな(なれるんかな)と思います。

今回は温泉やピットエリアでいろんなお方とたくさん話しが出来たのが楽しかったですね。
ずっとまえ露天風呂でくろーださんのバデーが彫刻級になってるのを見て驚いたんですが、今回はTOP雁殿もすごいことになってるのを発見してしまいました。チャンピオンのムッツリーさんはどうなってるんでしょうか?速い人の秘訣を知りたいです。
アンチエイジングのためにももっとがんばるか!

後日主催者さんから完走メダルが届きました〜

セルモーターの修理(ベアリング支持へ変更追記)

昨年のサバイバル広島でリタイヤ寸前まで苦労してしまった原因のセルモーター。
「この異常はなんでしょう?」いろんな人に伺ってみたら諸説ありました

1.音が、回ろうとしているけどクッ!とかグッ!という何か引っかかるような。
ギア系統にトラブルかも?物を噛んで回らないのでは?

2.冷えれば掛かったという事は、エンジンからの熱の影響で永久磁石が減磁し回らないのでは?エキパイが近い古い外車でよくあった「セルの熱ダレ」と同じではないか?

3.古いモーターはブラシがちびってるに違いない、形もおかしくなってるはずで隣のコイルに電気流れとんのや(ニホンのモーターは磁石は大丈夫、との見解)


僕はモーターについては詳しくないのだけど、ブラシは消耗品てことだけはわかってる。
わかってるのに事前に交換しなかったのを反省。。。
いずれにしてもブラシは交換しないといけないはずで、とりあえずOリングと合わせてパーツを注文した。
開けて調べてから注文するのが正しいんだけど、1回の分解で済ませようとする悪い癖。

もし2が悪いとすればモーター本体の 磁石が付いた胴部分 が必要だけど単体での型番はなく、ちなみに回転子の型番もなかった。
そうなるとパーツが安いYAMAHAといえどモーターAssyで2万円ほどするというウワサ。

開けてみたらいろいろわかった。
1と思わせた音の発生源として、回転子が磁石に接触した跡を発見。磁力で張り付いたら回転子にドラムブレーキをかけているようなものだね。

3、確かにブラシはちびていた。目測約1.5ミリは短くなってるし、回転にもっていかれて片減りというか少し軸がずれたような減り方だ。赤の破線が新品状態のイメージ。
相手の電極部分も汚れていたので掃除して磨いた。

最も不具合と感じたのは、ブラシ側の軸受けがおかしな事になってる。
ギア側はニードルベアリングでしっかり支持されてるのに、ブラシ側は削れた金属粉が散在しており軸の嵌め合いはノギス精度では+0.5ほどあり手感触ではかなりガタガタだった。
この写真は掃除した後。穴の内壁が削れて荒れているのが見える。

でも静止状態ではバネ圧で押されたブラシによって軸は中立した状態になる。
一瞬わざとそういう設計か?と思ったけどしかし、回転子がブレて磁石に接触しているということからして異常のはず。さらにちびたブラシで「きたない電磁力」と相まってクランキングが出来なかったのではないかと思いました。

こうなると部品名 コードコンプリート を交換するのが正解だと思ったけど、軸受け部分はついてないとの情報をいただいた。
となるとモーターAssyとなると高くついてしまうし、中古だと同じように摩耗してるだろう。

ここはひとつ、目の前のモノをよく考えてアイデアで解決してみるのが秘密流。
旋盤で広げてニードルベアリングを仕込めばベストだけど、お手軽にやってみよう。

資材(ガラクタ)の中にあった粘着付きのステンレスt0.15ミリの薄板を金切りハサミで切って丸めてブッシュを作ってみた。この薄板はアクセルのスロットルのワイヤーが掛かる所に切って貼って、開度の調整をするのに使ってる物。

内径キチキチで、切断面がぴったり突き合わせになるような絶妙な長さに切るのが難しかったです。
ハサミは切る方向でバリの出方が違うから回転軸に触れる面は なで肩 に切れるよう注意しました。
もちろん粘着面は外側。
2回目のトライでキッチリと嵌りました計算上0.3ミリ穴径が小さくなった事になる。
グリスを少量付けて組み付け完了♪バッテリー直結で勢い良く回りました。

モーターはブラシを嵌めるのがイラッとして少々コツが要るけど、他は単純で脱着分解は簡単だね、ただしブラシ交換の際、1本はネジ固定だけど、1本はハンダ付けしてあるよ!パワーのあるコテとハンダの吸い取りが必要デス。

おかげで異常なガタも消え、異音もなく元気にエンジンがかかるようになりました。
あとは2の問題、磁石が熱くなったときにどうなるかですね。

調べてみると、フェライト磁石はおよそ100℃以上の高温で減磁し、特に200℃くらいでは磁力が半分くらいになってしまうそうです。
ただ200℃までなら常温に戻れば磁力はおおむね元に戻る。らしいです。
クランクケースの温度を赤外線放射計で測ってみると、場所により120℃〜145℃だったのでそれ以上は上がらないだろうから大丈夫かな。

一応サーモシールを貼って何度まで上がってるか調べてみようというわけです。だけど、中の磁石に貼らないと正確じゃないな。
モーターの稼働時間は一瞬で自体の発熱は知れてるはずだから、エンジン側から熱が伝わってモーターの磁石が何度まで上がってるかですね。


そして4/4追記です、、、

とりあえず応急修理をしてG-impactを走ったわけですが、コースが険しいためかセルモーターの使用状況も厳しいものになったようです(エンストさせる僕が悪いんですが)

分解してみるとフェライト磁石の内側に貼っておいたサーモシールが130℃以上140℃未満まで上がっていました。思っていたより熱くなってましたね。
高熱による減磁が起こる域に充分入っています。だから回す力が弱く感じたらセルモーターを何かで冷やすと効果があるはずです。
テージャスで時間が経ったら回った、というのが納得できました。

そして冷えると磁力が元に戻る温度域でもあります。のでマツイ氏がおっしゃるように磁石はまだ使えるはずです。永年使用の影響はわかりませんがね。

軸受けに入れたリング自体も回転してしまっていてもう薄く摩耗していました、130℃以上になれば粘着材もニュルッとなったでしょう。シロウト修理はエエ加減なものですね、もう交換が必要です。

ここで気が付きました、よく見るとやっぱり軸受けメタルが入ってました。
真鍮みたいな色してる物だとばかり思ってましたが。
ベアリングプーラーで抜き取ってみた。ねじが回って進む力ってほんと強大ですね、ねじの締めすぎには注意しましょう。圧入してあるものがヌッと取れます。
ほんと、道具ですねー。
このメタルだけ部品で引けたらいいんだけど、、、。

マツイ氏に相談すると、真鍮でメタル作ったるやん、ここはベアリングよりメタルの方が位置が決まるし適してるで、と。
そうかもしんないと思ったけど、セローには転がり軸受けへのあこがれみたいなもんがありまして。

軸径12、外径17、厚み7くらいのニードルローラーベアリングがあればそのまま入れ替え出来ますが、外径16、厚み10のHK1210しかなかった。

ベアリングの厚みが増える分、奥の段差と底の深さを掘らないと入らない。
工作機械にかけてもらおうと思ってマツイ氏をたずねたが、ビール飲みながらベアリング案は却下されてしまったので、手持ちのリューターで済ませた。(軸がスラストで当たる部分は残す事)
直径が1ミリ開いてるのは0.5ミリ厚のアルミ板でブッシュを作った。
前にも書いたが右上に写ってる端子にブラシを着脱する際はハンダ作業が必要です。

手先が器用なのは否定しませんよ(笑)

Gクランプでベアリングを圧入しグリスを塗り込んで完成。軸を入れてみるとガタはまったく感じず、当然動きは滑らか。
モーターを組み立ててバッテリーを直結してみると、以前より静かにウィーーーンて回る。
前はグァーーーて感じだった。

これならココの点検整備は1年あけても大丈夫でしょう。
300円のベアリングで簡単に取替も出来るようになりましたし。
これでまたレース時の不安が1つ減りました、キックがないからセルは生命線なんだよね。
セルを捨ててキックにするって割り切り方もあるんだけど、ゲロレースでのセルの恩恵は捨てがたいんだよねー。

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